広報つしま版 対馬市福岡事務所レポート

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～対馬にご縁のあるヒト・コト・モノを発見!～

■井本　和博(いのもと　かずひろ)さん(61)
福岡県大野城市在住　上対馬町鰐浦出身
上対馬高校時代は陸上部に所属。卒業後は転勤を伴う職務の中、宮崎、青森、福岡、名古屋、再び福岡と各地でのマラソン大会に数多く出場。フルマラソン3：08：12の記録をもつ。現在は朝倉健生病院で勤務。福岡対馬会副会長。

○走ることが好きです!
30代の頃から視覚に障がいがある方(ブラインドさん)の伴走をしています。ブラインドさんの情報源は8割が音だといわれ、伴走者は“絆”と呼ばれるガイドロープを介しランナーと心を通わせ、道路の凹凸など状況に応じた声かけをします。彼らの行動力には感服するばかりです。国境マラソンには、大濠公園ブラインドランナーズクラブ所属のランナーとともに伴走者として参加します!

○対馬での思い出
国境マラソン立ち上げの第一回目より実行委員会に加わりました。実行委員の同級生とともに奮闘するも当時は何もかもが手探り。コースの選定から給水の仕方などに携わりました。ようやくたどり着いた開催前夜、大会事務所となるプレハブ小屋にその同級生と泊まり、これまでの日々と明日に思いを馳せました。対馬に帰るといつもあの日のことを思い出します。

○対馬への思い
福岡対馬会も国境マラソンも“対馬を盛り上げたい”という気持ちがあります。特に子どもたちには“知る機会”が増えることで、様々な境遇・生き方があることを学んでもらえたらと思います。国境マラソンで懸命に走るブラインドさんの姿を見かけた際は、応援をよろしくお願いいたします。

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