対馬市国際交流員
金 秀珉(キム スミン)
「今月は韓国の文化をコラム形式で紹介します。」
■カエルに関する話
みなさん、アンニョンハセヨ!今回は雨が降ると鳴くカエルに関する韓国の物語を紹介します。
《청개구리(チョンゲグリ)(アオガエル)物語》
昔カエルの親子がいました。子どものチョンゲグリはいつもお母さんが言うことと反対のことばかりしてお母さんを困らせていました。
お母さんが亡くなる時、チョンゲグリに「お母さんが死んだら、川に墓を作って埋めてほしい」と伝えました。本当は山に埋めてほしいのですが、チョンゲグリがいつも反対のことをするためです。しかしチョンゲグリはお母さんの遺言を守り、川に墓を作ってしまいました。その後、雨が降ると川に作った墓が倒れるのが心配でカエルが鳴いているのです。
この物語から、韓国では雨が降るとカエルが鳴くとされていて、あまのじゃくを청개구리(チョンゲグリ)と言います。ちなみに「カエル」は「개구리(ゲグリ)」で「청개구리(チョンゲグリ)」は「アオガエル」でカエルの種類の一つです!
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