頑張る二人にインタビュー!

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■阿比留千代(あびるちよ)さん
美津島町出身
「たくさんの人を笑顔にできる美容師になりたい!」
母が美容師で、小さい頃から、なんとなく美容系の仕事に就くんだろうなと感じていました。現在は福岡で美容専門学校の通信制に通いながら、美容室でアシスタントをしています。お店でお客様とお話をしていると「周りに対馬の子多いよ」と言われることが多く、対馬を身近に感じています。
将来は、美容師、それもカラー専門の美容師になりたいです。勉強のため色々な美容室に行きカラーリングを受けたり、なりたい髪色になって笑顔になるお客様を見たりしたこと、そして、カラーの奥深さを知るうちに、自分もやってみたいと思うようになりました。

○20歳を迎えてのメッセージ
対馬から出てたくさん辛いこともありましたが、家族が支えてくれたり、友達とほぼ毎日のように電話をつなげて話したりしていたおかげで乗り越えられ、そのことで、周りに助けてもらうばかりじゃなく、自分も誰かを支える存在になりたいと思えました。
まだまだ先は長いので、今の状況を当たり前と思わず、現状に満足せず、これからもたくさんの経験を積めればと思います。何事もなく無事にみんなと20歳を迎えられてとても幸せです。

■春田康成(はるたこうせい)さん
上県町出身
「絶対先生になって親孝行します!」
小学校5・6年生の時の担任の先生に憧れて、小学校教諭を目指そうと考え、長崎の大学に進学しました。
対馬を離れてみて感じるのは、山や川、海など、対馬には身近に自然があり、その中で自由に遊ぶことができるということ、そしてそのことがとても幸せなことだということでした。
対馬を離れ、寂しいときもありますが、将来は、あの時の先生のように子どもたちに寄り添うことができるような小学校教諭になりたいと思います。

○20歳を迎えてのメッセージ
家族のみんな、20年間育ててきてくれてありがとう!178cm、80kgここまで大きくなれたのは、お母やお父、じいちゃん、ばあちゃんのおかげです。絶対先生になって親孝行するので、それまでお世話になります!年に3回くらいは長崎に様子を見に来てもらえると嬉しいです。
今、対馬を離れていますが、対馬で一緒だった同級生や後輩と一緒に、テニスチームを作って活動するなど、対馬は私にとってとても大切な場所です。将来は、対馬での勤務を希望しており、対馬の子どもたちと一緒に学ぶことができるよう、これからも精進していきます。

※「ハタチの思い」の詳細は本紙PDF版6～7ページをご覧ください。