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自治体の皆さまへ

11月1日~7日は文化財保護強調週間

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長崎県島原市

文化財はかけがえのない歴史的・文化的遺産であり、一度なくなると元に戻すことができない、国民共有の貴重な財産です。本市では、文化財の調査や保護、公開・啓発活動に市民の皆さんのご理解とご協力を得ながら取り組んでいます。今後も郷土の歴史・文化を再認識し、その「島原らしさ」に誇りを持ち、貴重な文化財を後世に伝えていきましょう。

●地下などに眠る文化財(遺跡)について
市内の遺跡は、約100か所見つかっています。中には、島原城跡のように地表上にも石垣などが残る遺跡もありますが、多くは地下に眠る遺跡です。市内で工事などを計画される場合は、まず、社会教育課へ遺跡の有無の確認をお願いします。遺跡内で掘削や盛土などを行う場合は、文化財保護法に基づく届出などが必要です。調査の結果、遺跡の残存状況が良い場合、遺跡の保護に向けて協議をお願いする場合があります。

●文化財を火災から守りましょう
火災は、文化財に限らず生命財産に甚大な被害を与えます。市内の歴史的建造物も木造が多く、美術工芸品も燃えやすい素材で作られているため、特に空気が乾燥しやすいこれからの季節は、お出かけ前、お休み前に再度、火の元をご確認ください。

●古文書・絵図・古写真などを見つけたときは
その発見が島原の歴史の新発見となるかもしれませんので、ぜひご相談ください。

●文化財の公開について
現在、連携企画展「洞窟と考古学者」を令和5年12月25日(月)まで有明総合文化会館内の大野原遺跡展示館(縄文の里)で開催中です。本市の礫石原遺跡や三会下町海中遺跡、本市ゆかりの気骨の考古学者、古田正隆氏らの足跡をどうぞご覧ください。
※毎週火曜日は有明総合文化会館の休館日のため、見学できません。

問合せ先:社会教育課

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