◎島原市指定文化財
三ノ丸御殿とは、島原藩の政治の中心であるとともに、島原藩主が生活していた場所のことです。三ノ丸は現在の第一小学校から島原高校付近にありました。
仲之御居間は、藩日記の記事から藩主が勉学に勤しんだりするプライベートな部屋と考えられます。この座敷は、万延元年(1860)から現在まで残り、江戸期の藩主御殿建築様式がみられる県内唯一の建築物であるとして、令和6年3月28日に島原市指定文化財に指定しました。
この三ノ丸御殿仲之御居間は島原高校の武道場あたりに建てられていたもので、これまでに2度移築され現在の場所に残されていたものです。今回、建物が解体されることとなりましたが、座敷部分の将来的な復原を目指すため、今年度、建物の文化財調査を行った上で保存する予定です。
今回は解体前に仲之御居間座敷を一般公開します。この機会にお殿様気分を楽しんでみませんか?
開催日:10月の毎週土・日曜日
(5日、6日、12日、13日、19日、20日、26日、27日)
公開時間:9時30分~16時30分
場所:島原市宮の町726番地1「すき家」となり
※駐車場がないため、公共交通機関でのご来場をお願いします。
問合せ先:社会教育課
■島原城付近の一部道路が通行止め
各種イベント開催に伴い、10月20日の9時~16時の間、島原城付近の一部道路が通行止めとなります。
問合せ先:しまばら観光課
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