令和5年度一般会計決算の概要と財政状況をお知らせします。
■歳入…265億8,090万円
歳入総額は前年度に比べ8億2,032万円(+3.2%)の増加となりました。
主な増加の要因は、普通交付税などの増に伴う地方交付税、ふるさとしまばら応援基金などの繰入金の増、新築・増改築家屋の増加に伴う固定資産税など市税の増によるものです。
■歳出…259億4,658万円
歳出総額は前年度に比べ9億7,168万円(+3.9%)の増加となりました。
主な増加の要因は、価格高騰重点支援対策に係る各種給付事業の増や島原温水プール新築整備や浄化槽設置整備事業補助金などの増によるものです。
■令和5年度 特別会計決算状況
国民健康保険などの事業は、保険料など特定の収入によって行うため、一般会計とは別に会計区分を設けています。
〔財政健全化判断比率・資金不足比率〕
注:表中の「ー」は、赤字が生じていないことを表しています。
島原市はいずれの指標も基準を下回っており、今後も健全な財政運営を行っていきます。
■島原市の財政状況を家計簿に置き換えると?
[市民1人当たりの額]
【令和5年度に実施した主な事業】
●島原城整備事業…7,523万円
島原城築城400年に向け、島原城の景観整備を図るため、島原城高木剪定や天守閣各階床・階段の改修などを実施しました。
●無電柱化推進事業…2億2,644万円
島原城周辺の景観や災害に強いまちづくりのために、無電柱化事業による電線の地中化を実施しました。
●新入学児童ランドセル支給事業…615万円
子ども・子育て応援の一環として、保護者の経済的負担軽減と子どもたちの身体への負担を考慮して、新入学児童(新小学校1年生)に対し、ランドセルと同等の通学用かばんを支給しました。
●ロケツーリズム推進事業…666万円
映画やテレビ番組などの撮影誘致・支援を行うことで、作品を通した情報発信により本市の魅力や認知度の向上、市民の地域に対する愛着の高まりを目指しました。
問合せ先:総務課
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