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【特集】故郷(ふるさと)しまばら二十歳の集い

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長崎県島原市

■新しい門出を自らの手で
地元出身者ら37人でつくる実行委員会の主催で「故郷しまばら二十歳の集い」が1月3日、島原文化会館で開かれ、スーツや振袖姿の361人が参加しました。実行委員会は、昨年9月から式典の企画・準備を進め、当日は式典進行や受付業務などで活躍しました。
また、式典冒頭、能登半島地震で犠牲になった方々へ黙とうをささげ、会場では実行委員が被災者支援のための募金活動を行いました。アトラクションでは、二十歳の飛び入り参加者と島農和太鼓部の皆さんが、力強いパフォーマンスで会場を盛り上げ、林田響さんのピアノ伴奏で東京藝術大学音楽学部声楽科2年の前田梨緒さんが国歌と島原市民の歌を歌いあげると会場からは盛大な拍手が送られました。

式典では、実行委員長を務めた駒澤大学2年の下田慎太朗さんが能登半島地震の被災者へのお見舞いを述べたあと、この日を無事に迎えられた事への感謝の気持ちと、仲間との再会の喜びを語りました。
そして、「島原城が新しい時を刻みだす築城400年の年、また、コロナ禍を経験し、価値観の多様化が進んでいる今、私たちは新しい基準や価値観に対応する能力が求められています。そのような中、これまでよりも活気あふれる島原にしていくために、何ができるかを考え、行動を起こしていかなければならないと思います。私ごとにはなりますが、将来は、教員になる事ができましたら、地元島原に帰り、微力ながら故郷島原のために尽力したい。」と決意を述べ、「今までの自分の努力を信じ、支えてくれる仲間を信じ、強い心を持って乗り越えて行きましょう。」と呼びかけました。

#みんなの想いを聞きました。
ハタチの声 twenty voice
「司会は緊張しましたが、人の名前だけは間違えないように頑張りました。知り合いの多い、コミュニケーション能力のある、色んな人と仲良くなれるような大人になりたいです。」

「将来は、ふるさと島原に戻って小学校の先生になりたいです。いじめや不登校など、学校に来ることができない子どもたちもいっぱいいると思うので、そのような子どもたちが楽しく過ごせる学校をつくれたらいいなと思っております。」

「頂いた大きな舞台。色んな人への感謝の気持ちや、みんな成人おめでとうという気持ちを込めて歌いました。将来は、日本や海外でオペラ歌手として活躍し、ゆくゆくは島原に戻って音楽を広めたり、教えたりする活動ができたらいいなと思っています。」

「20年間育ててくれた両親へ。自由に優しく育ててくれたから楽しい毎日でした。20年間ありがとうございます。私も両親みたいに真っすぐ生きられたらいいなと思っています。」

「将来は、父のような教師になり島原に戻ってきて働きたいです。島原らしい子ども達と言えるようにのびのびと元気に育てていければいいなと思っています。」

「20年間育ててくれた親にとても感謝しています。将来の夢は、たくさんの人の役に立てる、営業さんの支えになるような事務員になりたいです。実行委員会では、いろんな方と接することができ、貴重な経験でした。これからも島原で、楽しく過ごしていきたいです。」

「将来は、患者さんの身体や心に寄り添いながら楽しいリハビリテーションを行える作業療法士になりたいです。」

「私は剣道で島原に来ましたが、剣道が強く、スポーツが盛んで、教育に力を入れているので、すごく過ごしやすい高校生活3年間を送らせていただきました。今、お世話になった先生方のような教員を目指していて、なんらかの形で、島原市に還元できるように頑張っていきたいです。」

「20歳という節目を迎えて成長したなと感じました。これからは今までより自分の発言と行動に責任が伴うため、Plan、Do、Check、Actionを日頃より心がけ、島原市のために、微力ながらも貢献していきたいと思っております。」

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