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自治体の皆さまへ

より良いまちづくりについて語り合う市民が主役。(1)

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長崎県島原市

【地域未来づくりプロジェクト!を開催しました】
10月4日から11月24日にかけて「市民が主役。地域未来づくりプロジェクト!」を市内7地区で開催しました。7月に市民の皆さまが主体となり「地域の未来を語り合う座談会」を実施し、住民自らが決定したテーマを基にテーマ型で開催したところ、地元の高校生の参加もあり、延べ243人の皆さまにご参加いただきました。
参加者の皆さまのご意見やご提案の中から、主な内容を紹介します。

◆有明地区
○コミュニティの存続、特性を生かしたまちづくり
・子どもたちのふれあいの場がなく親としても寂しい。
・ニーズに合わせてイベントの内容を変えていくことも大事だと感じる。
・自治会を通じてイベントの参加者を募る際、多くの自治会長が1年で交替するので責任感が薄くて参加者を集めるのが難しい。
・お得感のあるイベントなどの開催でお母さんたちの交流を増やしてはどうか。
・隣同士の関係を作ることが大事だと思う。
・小さなイベントの一つ一つが各地域で繋がりへのきっかけになる。

○交通の便の解消
・たしろ号の停留所を増やしてほしい。
・子どもたちの登下校時、側溝のふたが無いところが多くて危ない。

○その他
・聴覚障害者へのサポートが増えれば良いなと思う。手話通訳者養成講座など開催し、手話に親しみ、それを通じて障害への理解も深めてほしい。

◆三会地区
○若者が地元に残るような雇用の創出
・耕作面積を広げたい農家が農業をリタイアして残った農地を借りることで、自然と雇用が生まれると思う。
・地域産品をブランド化し、売り出せないか。地元住民が会社を作れば雇用に繋がる。

○農業の魅力づくり・農家の後継者問題
・三会でやるべき産業は農業。流通環境の整備を進めると若い人も助かるのでは。
・若者はどうしても都会に行きたがる。県外から農業をしたい人などをネットなどで募り、島原市に来てもらっては。

○学校の統廃合
・統廃合で「三会」という文字が消え、地域性が無くなり、子どもたちが減っていくことにならないか心配。
・地域のコミュニケーションは大事だと思う。統廃合については慎重に行ってほしい。

◆杉谷地区
○既存の施設や資源の活用方法
・中尾川の堤防沿いは良い散歩コース。
・水源を上手に活用して、泳ぐ、野草を採る、動植物を品種改良するなどしてはどうか。杉谷ならではの良い所を皆で開発・維持・復元すればさらに良いのでは。

○新たなイベント作り(夏祭り・子どもサミットなど)
・子どもサミットを開催したら、すごく良かった。次の開催も準備している。
・eスポーツの大会を公民館で開催したらどうか。
・イベントは、多くの組織がまとまって実施していくべき。

○その他
・折橋の砂防堤にこいのぼりを泳がせたい。
・セメントの擁壁に絵を描き、山側に本物の普賢岳があり、海側に絵の普賢岳があるようにすると面白いと思う。

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