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発掘をのぞいてみよう!

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長崎県島原市

■遺物を「映え」させる写真撮影
遺物の写真撮影は、目で見た遺物の形や状態、物を作る時の加工の痕跡など、実測図では表しにくい情報を示すために、文化財報告書に掲載されます。
撮影は、カメラ、白色の背景紙や照明機材を準備し、写場(しゃば)と呼ばれる撮影機材などを設置した空間で行います。
遺物写真は、一つ一つ個別に撮影する場合と、出土層位(そうい)や器種(きしゅ)・器形(きけい)などのまとまりを1枚に撮影する場合があります。
照明は、遺物に直接光を照射するのではなく、光を拡散させる材質のトレーシングペーパーなどを遺物と照明の間に設置します。
撮影にあたっては、影の付き方や色彩、陰影、などに注意し明瞭な写真を作成する必要があります。特に磁器は光が反射して染付(そめつけ)が見えなくならないよう光の加減に苦労します。
埋蔵文化財調査報告書は、島原・有明図書館にもありますのでお気軽にご覧ください。

問合せ先:社会教育課

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