上五島のギバル人(ひと)

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このコーナーでは、島内外でギバル人を紹介します。

■指導方針は、楽しく技術も向上させる
有川運動公園のグラウンドを覗くと、熱心に子ども達に指導しているのが、今回紹介する川端祥吾さんです。
川端さんは、中学、高校で陸上部に所属しており、卒業後、陸上クラブである上五島AC(アスリートクラブ)のコーチになりました。
陸上クラブのコーチになったきっかけを伺うと、「高校時代の陸上部の監督と上五島ACの監督が知り合いで、高校時代の監督から紹介されたのがきっかけです。元々、島の子ども達に陸上を教えたいと思っており、高校卒業後、母校の高校の陸上部へ教えにいっていました。現在部員数は50人ほど在籍しており、小学生を中心に指導しています。陸上が楽しいと思ってもらえると同時に、技術も向上できるように意識して指導に取り組んでいます」と話します。
コーチをしていてよかったことを伺うと、「現在、学校で陸上部が減ってきており、走りたくても走れない子も出てきています。そんな子どもたちを少しでも減らせるように、地区など限定せず広く受け入れており、色々な学校の生徒が在籍しています。各学校の生徒数も減少していく中で、他の学校の子ども同士が関われる場所はより貴重になっていくと思うため、そこに携われていていることを嬉しく感じています」と話します。
今後について伺うと、「陸上のコーチを続けていき、クラブを存続させ、子ども同士が楽しく繋がれる場所を今後も継続させていきたいです」と笑顔で話していただきました。

▽川端祥吾(しょうご)さん　27歳
相河地区在住
趣味：陸上(専門は短距離)

▽あなたのお友達を教えてください
高校時代の陸上部の後輩で心優しい介護職員です。
紹介をよろしくお願いします。

次号にてギバル人のお友達を紹介します。