■サンクスギビングの過ごし方
サンクスギビング(感謝祭)という昔からのアメリカの伝統は、イギリスからアメリカに移住したピルグリムという入植者から伝わりました。渡米した年の冬は大変寒く、ピルグリムの半分が飢餓や病気で死亡しました。イギリスから持ってきた食糧が足りなくなり、先住民のワンパノアグ族の族長が食糧を分けてあげたと言われています。翌年、ワンパノアグ族はトウモロコシやかぼちゃの育て方や魚が釣りやすい場所をピルグリムに伝え、ピルグリムが10月に開催したサンクスギビングという豊穣を祝う感謝祭にも参加したと言われています。
現在、サンクスギビングは11月の第4木曜日に祝い、家族が遠くからでも集まる祝日です。私の出身地に近いニューヨーク市では有名なパレードがあり、アメリカンフットボールの放送もあります。夕方は七面鳥、マッシュポテト、トウモロコシなどアメリカの伝統的な夕食を食べます。
親戚の家での七面鳥やロブスターがメインのサンクスギビングディナー
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