このコーナーでは、島内外でギバル人を紹介します。
■大切な人のためにギバリ続ける誠実な消防士
毎朝、出動に備えて点検するんです。」そう話し、真剣な眼差しで車両に向かうのは、今回紹介する山脇さんです。若松地区出身で、高校卒業後に消防士となり、8年目を迎えます。
Q:消防士を志したのはいつから?
A:子どもの頃からあこがれていたのですが、高校生の頃祖父が救急隊にお世話になったことがあり、その時の経験が今につながっていると思います。自分の大切な人に何かあった時に、仕事であっても一番に駆けつけることが出来る。この仕事なら、父や母に何かあったとしても、頼りになれると思いました。
Q:実際働いてみて?
A:人命に関わる仕事で厳しい現場ですが、客観的に見ていても、先輩はかっこいいし同僚は頼りになる。不安を抱えた人に安心感を与えることができる仕事だと、誇りを持っています。
Q:お休みの日は?
A:職員は同世代が多く休日も交流があり、一緒に走ったり釣りに行ったりと楽しんでいます。
Q:今がんばっていることはありますか?
A:消防士として必要な資格の取得です。危険物取扱者や船舶の免許を取ったので、次は救急救命士を目指しています。この知識が住民の方の支えになると思うとより勉学に身が入ります。また近いうちには家庭を持ちたいと思っているので、この人で良かったと思われるよう幸せにしたいと思います。
▽山脇優斗(ゆうと)さん 26歳
奈摩地区在住
趣味:釣り、筋トレ、家事のスキルアップ
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次号にてギバル人のお友達を紹介します。
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