「話そう。大切な人と。~知らせておこう自分のこと。知っておこう家族のこと~」
全国には重度の病気となり移植でしか根治しないと診断された方のうち、移植希望登録をされている方が現在約1万6千人います。もちろん移植医療は善意の提供があってこそ成り立つものですが、日本では臓器の提供者が少ないので、実際に移植を受けることができる人は年間およそ600人(約3%)です。
臓器の提供には、脳死から提供する場合と、心臓停止後に提供する場合の2つがあります。どちらとも、意思表示カードなど書面に表示された本人の意思は尊重されますが、最終的には家族の判断が必要になります。大切な家族が迷わないためにも、日頃から自分の意思と家族の意思を話し合ったり、自分の気持ちをしっかりと伝え、臓器提供についての意思を表示することが大切です。
臓器提供の意思表示は、健康保険証・運転免許証・マイナンバーカード・意思表示カード・インターネットによる意思登録で行えます。「臓器を提供する」という意思だけではなく、「臓器を提供しない」という意思も表示できるようになっており、どちらの意思も尊重されます。意思はいつでも何度でも変更できます。(臓器提供を強要するものではなく、記入はあくまでも任意となります)
問合せ:健康保険課健康増進班
【電話】53-1163
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