■バイリンガルおはなし会について
私の出身地ニュージャージー州には、私と同じフィリピン系アメリカ人が多くいます。私は他のフィリピン系の方々と違い、フィリピン語が1ミリも分からず、フィリピン語で話しかけられる時はびっくりして、唯一知っている言葉であるMabuhay!(ようこそ!)しか返せないです。やっぱり幼いうちにもっと使えたらよかったと思いました。その「言語は若ければ若いほど身につけるのが簡単」という考え方で、どうやって町民の子供たちと英語を覚える機会を作ったらいいかと考えた結果、中央図書館の皆さまと一緒に毎月一回「バイリンガルおはなし会」を行うようになりました。英語と日本語両方で絵本を読みあげながらEric Carleなどの有名な作家の絵本を楽しんでいます。英語が難しいから楽しめるかなという不安がありましたが、リズムや動物の鳴き声が面白く、英語を覚えながら皆さんと楽しい時間を過ごしています。
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