上五島のギバル人(ひと)

23／37

このコーナーでは、島内外でギバル人を紹介します。

■人間の特権は笑うこと。いろんな経験を積んで、皆を笑わせたい!
有川医療センターのリハビリ室を尋ねると、病院の中とは思えない楽しそうな笑い声が聞こえてきます。花咲く会話の中心にいるのが、今回のギバル人、小田さんです。

Q：いつからこの仕事を?
A：
今年で25年目になります。実習で上五島病院に来た時から、「この町で働きたい、島のリハビリに携わりたい」と思っていました。
リハビリの仕事は患者さんと接する時間が長いので、職場に留まらない関係も築くことができ、病院の外でも声をかけてもらったり、自宅に差し入れをしてくれたり(笑)。とてもありがたいです。

Q：休日の過ごし方は?
A：地区の青年団長、消防団、学校の役員、県の理学療法士協会の理事…いろいろな活動に参加しています。病院の基本理念である「地域と共に歩み、信頼され親しまれる」という言葉が好きで、そうありたいと思い、頼まれたこと(頼まれないことも(笑))は引き受けるようにしたら、こうなりました(笑)。出向くことや参加することで得た情報・知識を、患者さんはもちろん、後輩に還元できればと考えています。

Q：これからの目標は?
A：高齢化が進むこの町で「可能な限り、在宅で生活してもらう」ことを目標に仕事をしています。これからも専門職として、患者さんに寄り添いながら生活助言ができるように自己研鑽に努めがんばります!

■小田慎也(しんや)さん　47歳
西原地区在住
趣味：徳を積む
いつかいいことがありますように…

▽あなたのお友達を教えてください
いつも優しい笑顔で子どもたちを見守る先生です

次回、ギバル人のお友達を紹介します。