このコーナーでは、島内外でギバル人を紹介します。
■我が子の予定に追われる日々が、私の世界をひろげてくれています。
第16回駅伝フェスティバル。沿道から「がんばれ!」と声援を送るのが今回のギバル人、兼子さんです。
Q.お仕事は?
A.一昨年の四月に魚目小学校に赴任しました。10歳・8歳・3歳の子どもを育てながら勤務しています。
Q.仕事と育児の両立で大切にしていることは?
A.
仕事も我が子の成長も、どちらも見落とさないよう、都度夫と話し合い、協力し合える形を探り続けています。上の二人が小さい頃は余裕がなく、突然の熱でも我が子の心配より先に仕事の事が頭をよぎる自分に気づき、落ち込んだ事もありました。一人だけで気負わず周りの助けも借りながら、「やれる時に精一杯、やれることをやれば良い!」と思えるようになると、仕事も育児も楽しめるようになりました。
上五島の皆さんは、よその子でも両手をひろげて「いらっしゃい!」と迎えてくれる。親同士のつながりもとても濃密で、みんなで子育てしていると感じ、とても有り難いです。子育てしながらの働き方に理解ある職場にも感謝しつつ、仕事は締切りの前の前に照準を合わせて進め、何が起こるかわからない育児に備えています。
Q.これからの目標は?
A.上五島は、大人が子どもたちに色々な経験をさせたいと様々な舞台を準備してくれると感じています。私も、我が子のやりたい!を応援できる親であれるよう、お仕事がんばります!
▽兼子惠子(けいこ)さん 39歳
浦桑地区在住
趣味:カブトムシ飼育(現在交配6世代目)
推し:Vファーレン!
■次号は「ギバル団体」をお届けします。
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