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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ 新上五島町長石田信明

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長崎県新上五島町

明けましておめでとうございます。
町民の皆さまにおかれましては、清々しく希望に満ちた新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。旧年中は、町政の円滑な推進に温かいご理解とご支援を賜り、深く感謝申し上げます。
昨年を顧みますと、8月1日に町制施行20周年を迎え、記念式典や歌謡祭の開催をはじめ、各種記念事業に多くの皆さまにご参加いただき、共にお祝いできましたことを厚くお礼申し上げます。
また、10月には「五島うどん課」を新設いたしました。本町の特産品である「五島うどん」の知名度をさらに高め、販売戦略を強化し、国内外にアピールすることに加え、後継者や新たな担い手の育成、生産性向上に向けた取組を支援し、歴史ある五島うどんを次世代に引き継いで参ります。そして、この取組を地域の活性化や観光振興にも繋げることで、まちづくりの基盤となる産業全体の振興を全力で推進していく所存です。そのためにも、令和8年度末に期限が切れる有人国境離島法の改正・延長については、引き続き関係市町、県と連携して積極的に働きかけを行ってまいります。
さらに、総合計画審議会各位のご協力のもと、12月定例議会で議決をいただいた「第3次総合計画」において、向こう10年間の町の目標を決定いたしました。これからのまちづくりの指針となるこの計画をもとに、町民皆さまがこれからも夢と希望を持ち続けていける暮らしやすさと、持続可能なまちづくりを推進するため、これまで先人たちが築き上げてきた豊富な地域資源と歴史文化を、これからを生きる人たちに繋げ、さらに発展させ、町民が幸せを実感できるまちとなるよう、各種施策を実行してまいります。
その中の目標の一つである「子どもたちが伸び伸びと育ち、誰もが学びを通して郷土に誇りと愛着を持ち、活躍できる環境があるまち」を叶えるべく、本年4月には子育て支援の拠点施設となる「新上五島町こども未来交流センターきらり」を開設します。子育て世代が住みやすい町づくりを進め、ふるさとを愛し、未来の町を担う「ひと」を育みます。
人口減少や人口構造の変化、デジタル技術の進展に伴い、急激に移り変わる価値観や、複雑・多様化する住民ニーズなど、社会を取り巻く環境は大きく変化しています。このような中でも、自然豊かで、人の優しさで笑顔があふれるしま“海あり 山あり 笑顔あり 魅惑のしま 上五島”をめざし、職員一同、決意を新たに使命と責任を自覚し、豊かで活力ある住みよいまちづくりに邁進してまいりたいと存じます。
結びに、新年が皆さまにとりまして幸多き素晴らしい一年となりますよう心から祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

■新上五島町こども未来交流センターきらり
OPENに向け、順調に準備を進めています。おたのしみに!
開設日(予定):令和7年4月20日(日)

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