[連載]アルコールとの上手な付き合い方『第7回 お酒で脳が老化する?!』

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今回は、お酒と認知症の関係についての話です。高齢社会を迎えた日本では、私たちにとって認知症は身近な関心事ですよね。結論から言うと、お酒は脳の老化を促進させます。アルコール依存症の人は、脳の萎縮が30代から始まる場合もあり、脳の老化が20～30年早まると言われています。
つまり、実年齢は50歳なのに、脳の年齢は70～80歳相当になります。これでは、いつ認知症になっても不思議はありません。依存症とまではいかずとも、飲酒習慣がある人は、そうでない人に比べて、脳出血、脳梗塞のリスクが高まります。特に、大量飲酒は脳に傷害を与えてしまいます。毎日のお酒の量を少し減らして節酒したり、休肝日を設けることの大切さがわかりますね。

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