今回は、お酒がうつ病などの精神疾患に影響する話です。
アルコールの性質として、気持ちを落ち込ませる作用があります。アルコール依存症の方は、そうでない人の約4倍うつ病になりやすいことがわかっています。また、うつ病の方のうち約3割は飲酒問題を抱えています。
自殺した方の多くは、うつ病にかかっていたと言われており、さらに自殺した方のご遺体の約3割からアルコールが検出されています。つまり、自殺する直前にお酒を飲んでいるということです。しらふであれば踏みとどまれたかもしれないのに、アルコールが最後の一押しをしてしまうのです。
気持ちが沈みがちな時に、うさを晴らそうと思ってお酒に頼ると、ますます気分が落ち込む悪循環になってしまいます。一人でのやけ酒は控えてください。
問い合わせ:子ども・健康保険課 健康増進班
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