今回は、お酒をめぐる法律の話です。
世界には、居酒屋の飲み放題や公共の場での飲酒、お酒の24時間販売が禁止されている国があります。日本はというと…実はお酒に対して甘い国で、酒の席での無礼講など酔っ払いにも甘い文化といえます。飲酒運転による悪質な事故も多く、このままではよくないということで、2013年にアルコール健康障害対策基本法という法律ができました。特徴としては、依存症だけでなく、健康に影響するアルコールの飲みすぎに対する注意喚起、例えば、酒類のCMで「ごくごく」「ぐびぐび」などの効果音を自主規制しています。また今後は、お酒を「ドリンク」という単位で表記したり、「酒は百薬の長」という考えから「節度ある飲酒は2ドリンクまで」に変わったり、お酒との付き合い方も変化しています。コロナで自粛モードだった飲み会も徐々に緩和されました。
この機会に『いつまでも美味しく飲むために適量』を、いま一度意識できるといいですね。
◆適度な1日の飲酒量:男性は2ドリンク
◇4ドリンク以上(女性・高齢者は半分)
・ビール中ビン1本
・日本酒1合弱
・焼酎0.5合強
◇2ドリンクの目安(女性・高齢者は半分)
生活習慣病の危険が高まる。
◇6ドリンク以上
多量飲酒!大けがや依存症の危険が高まる。依存症の危険が高い。
問い合わせ:子ども・健康保険課 健康増進班
【電話】80-6650
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