7月29日(土)から8月4日(金)まで鹿児島県で行われた第47回全国高等学校総合文化祭の美術工芸部門に、本校から2年生の松田すぐりさん、弁論部門に3年生の楠本葵さんが出場しました。
松田さんの作品「レッテル」は、世の中にあふれている差別や偏見をテーマにした作品です。アクリル絵の具とペンを使い長い時間をかけて制作しました。作品は美術工芸部門主会場の鹿児島県歴史・美術センター黎明館に展示され、全国から訪れた来館者に鑑賞していただきました。
8月3日(木)、全国から選ばれた75名の弁士の中で、楠本さんは71番目の弁士として、「白い画用紙に白い箱を描く」を演題に発表しました。7分間の弁論では、美術の授業で学んだ白を生かすために黒を使うということから、人間関係は「白黒をつける」競争だけではなく、「白と黒は互いを輝かせる存在」であることと同じように共生するものであると話し、お互いを理解しようとすることで戦争も防ぐことができると訴えました。堂々と表情豊かに語る姿は自信に満ちていました。
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