波佐見町では毎年、「野良猫によるイタズラやふんで困っている」、あるいは「家や倉庫で野良猫が子供を産んだ」などの苦情や相談が多く寄せられています。春になると猫の活動や繁殖が盛んになりますので、今のうちに侵入対策や不妊去勢手術を検討しましょう。
野良猫が住居や倉庫で子供を産むのは屋外よりも外敵に襲われる可能性が低いからです。数日経つと親猫が子猫を咥えて別の場所に移すことがあるため、可能な限り人間の干渉を避けて状況を見守り(人間のにおいや気配が近くにあると、親猫が寄り付かなくなり子猫だけ取り残されてしまう可能性が高くなります)、猫が出て行ってから侵入防止の対策を講じてください。
◆侵入対策の例
※あくまで一例です。
侵入対策例(1)
隙間や入り口をふさぎ、高いフェンスを立てて侵入できないようにする。
侵入対策例(2)
超音波発生器を設置したり、猫の嫌がる臭いのするものを散布する。効果には個体差があるので、複数の方法を試すことをお勧めします。
(注意)近隣との話し合いや不妊・去勢手術を行わないまま野良猫に餌を与えないようにしましょう。野良猫の数が無秩序に増加し、衛生環境が悪化することにより人・猫双方に悪影響が生じるおそれがあります。
(注意)波佐見町では現在、野良猫の引き取りを行っていません。また、猫に限らず動物をむやみに殺傷・遺棄する行為は法律で禁止されています。
問い合わせ:住民福祉課 環境衛生班
【電話】80-6663
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