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自治体の皆さまへ

特集 INTERVIEWシリーズ(1) 活躍する若い力

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長崎県西海市

●田中厚介(たなかこうすけ)さん(37)
大瀬戸町
有限会社湧水管工(ゆうすいかんこう)勤務
妻と6歳・4歳・0歳の男の子の5人暮らし。大学卒業後水産関連の会社へ就職。養殖関連の業務に3年間従事。やはり大好きな西海市で働きたいと考え、25歳の時にUターンを決意。現在父の会社である大瀬戸の有限会社湧水管工の役員。幼い頃から大好きだった海の側で仕事と子育てを両立することを実現。趣味は釣り。

◇住み慣れた故郷で家業を継いで働く
高校卒業後は、家業を継ぐため専門学校へ行こうと考えましたが、母の勧めもあり大学に進学することにしました。大学生の時は海が見たくてよく実家へ帰省していました。昔から海が好きで、海に関係する仕事がしたいという夢もあり、水産関係の仕事に3年間従事しました。やはり、美しい海がある西海市で働きたい想いが強くなり父が病気になったことをきっかけにUターンの道を選びました。
今の仕事は未経験の分野でしたので、従事したばかりの頃は毎日が勉強でした。配管は技術職なので、現場の先輩の作業を見ながら学び働く日々。聞いたことは教えてくれますが、まさに見て覚えることが多い現場です。最初は知らないことができるようになり、楽しいと感じながら仕事ができていましたが、中盤の伸び悩んだ時期は大変だと感じたこともありました。仲間のサポートでそんな時期を乗り越え、今では同級生も含む5名の従業員と共に現場で生き生きと働いています。仕事は8時から17時です。遅くまで作業をすると、近隣の方にも迷惑がかかりますので、定時でみんなが帰れるように、効率よく仕事に集中できるように工夫しています。帰宅してから家族との時間も大切にしています。
新築の配管工事は配管から下水、場所によっては浄化槽の設置までを行い、約2週間かかります。一連の作業が終わると、また新たな現場へ行きます。さまざまな現場へ行き、市内のたくさんの方にお会いし頼りにしていただけることも仕事のやりがいにつながっています。

▽地域のライフラインの担い手として生きたい
仕事内容は新築の配管や道路や学校での水回りの工事など配管や水回りに関するお悩みごとなど多岐にわたります。水道の配管は生活の基盤となる重要なライフラインです。責任も大きな仕事ですが、市民の皆さまの生活を支えているという大きなやりがいを感じています。昔は繋ぐのが難しかった部分の配管も、技術の進歩で作業が簡単に早く終わることが可能になり、さらにお客様に満足してもらえるようになりました。携わった方々にありがとうと言われると嬉しくなり、喜んでもらえることが仕事への原動力となっています。

▽心穏やかな日常を暮らすために私は西海で生きていく
西海市の魅力はなんといっても綺麗な海。私は小さい時から海が大好きでした。事務所も海沿いにあり海が近くにあるのが当たり前に育ちました。3人の子どもの中でも特に真ん中の子が海好きで、いつも海へ連れて行ってと言われます。この時期でも暖かい日は海に腰まで浸かって遊んでいます。同僚と船で釣りに行く時には子どもを連れていくこともあり、自然豊かな環境で子育てをしながら毎日リフレッシュして暮らせます。
色々な土地に住みましたが、西海市は綺麗な海も壮大な山も揃っている素敵な地域だと改めて感じました。趣味の釣りを楽しみ、家族との時間を大切にしながら働けるところが西海市のいいところです。都会は確かに便利ですが、西海市にはお金では買えない価値があると思います。

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