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自治体の皆さまへ

夢と希望を胸に 二十歳の つどい

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長崎県西海市

いま、ふるさとから自己実現の出発点にたつ

1月4日(土)大島文化ホールで二十歳のつどいが開催され162人(対象は263人)が出席しました。実行委員会が企画した式典は黒潮太鼓のオープニングパフォーマンスにはじまり、杉澤市長、宮本市議会議長のお祝いの言葉や2人の代表あいさつのほか、市特産品の抽選会が行われました。
式典終了後は、会場周辺で旧友や家族と写真を撮り合うなど、再会を懐かしむ様子が印象的でした。皆さまの今後のご活躍をお祈りします。

▽感謝を胸に、未来へ羽ばたく 二十歳の誓い(一部抜粋)
・社会人代表 髙尾春陽(たかおひなた)さん
高校卒業後は西海市を離れ、自動車会社へ入社しました。「凡事徹底」、当たり前のことを当たり前にできる社会人を目指し、学生時代の経験とリーダーシップを活かし日々の業務に励んでいます。しかし、いきなり社会へ放り出され、お金を稼ぐことの大変さや自分の未熟さに気付かされました。朝起こして送迎してくれる父もいない。温かいご飯を作って待っている母もいない。今まで当たり前だったことはすべて両親の支えがあったからだと実感しました。二十年間育ててくれてありがとう。
いつか立派な大人になって、これまでお世話になったたくさんの方々へ恩返しできるように、歩んでいきます。

・学生代表 中島希明(なかしまのあ)さん
私たちが中学卒業を迎える直前、新型コロナウイルスが流行し始め、高校時代は自由に行動することができないという生活を余儀なくされました。思うような生活をすることができない時間が長く続き、当たり前だと思っていたことが当たり前ではなくなることで何気ない日常のありがたさに気づくことができました。
コロナ禍での経験から人の役に立ちたいという思いが芽生え、現在は大学に進学し、資格を取るために勉学に励んでいます。いつかきっと、私たちの成長を育んでくださったたくさんの方々のように社会を支え地域を愛し、人と人をつなぐ人材になっていきたいと願っています。

◇市長祝辞(要約)
▽ともに手を携え 明るい未来の創造を
西海市長 杉澤泰彦
この新春に二十歳を迎えられた263人の皆さま、誠におめでとうございます。西海市民を代表し、心からお慶び申し上げます。皆さまが生まれた平成16年度を振り返ると、アテネオリンピックでの日本選手の活躍が記憶に新しい年でした。特に、柔道や水泳での金メダル獲得は多くの人々に感動を与えました。
皆さまも、これからの人生で自分自身の「最高の目標達成」を目指し、努力を続けていただきたいと思います。
さて、成人を迎えた皆さまはこれからの人生において多くの権利と責任を持つことになります。その中で私が特に皆さまに伝えたいこととして、金融リテラシーがあります。一言で言うならば、お金に関する基本的な理解を常に持っておくということです。
この4~5年の間にキャッシュレス決済がごく当たり前になり、日常の決済が大変便利になりましたが、大きな落とし穴があることも忘れてはなりません。
基本的に自分が持っている金融資産以上のものを安易にカード決済したり、借り入れたりしてはならないということです。
そのような中で将来に対する投資もしっかりしていただきたいと思います。
西海市もまた、今年で市制20周年を迎えます。この節目の年に私たちはこれまでの歩みを振り返り、未来に向けた新たな一歩を踏み出そうとしています。皆さまの若い力と情熱が本市の未来を切り拓く大きな原動力となることを期待しています。ともに手を携え、明るい未来を創造していきましょう。
結びに、皆さまが今日この日を迎えられたのは、ご家族や周囲の方々の支えがあってのことです。常に感謝の気持ちを忘れず、人とのつながりを大切にしながら、これからの日々を過ごしていただきたいと願っております。
新しいスタートを切るこの日を大切にし、これからの人生を楽しんでください。

《記念写真の配布について》
「二十歳のつどい」記念写真を教育委員会の各地区窓口で配布しています。
詳しくは当日配布した式次第をご確認いただくか、下記までお問い合わせください。
※土、日、祝日を除く8:30から17:15まで
※受け取りは、本人または家族の方に限ります
配布場所:
・西彼教育文化センター
【電話】37-0128
・西海公民館
【電話】37-0138
・大島離島開発総合センター
【電話】37-0148
・崎戸中央公民館
【電話】37-0158
・大瀬戸コミュニティセンター
【電話】37-0168

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