[02]活力あるしごとづくり
▼地域特性を活かした農林水産業
○農業の振興
農業機械の導入など生産基盤整備への支援や有害鳥獣対策、農業経営リスクを軽減する「農業経営収入保険」加入促進に係る支援、農業基盤整備事業の推進を図る
○林業の振興
基金を活用した間伐などによる森林保全や森林経営管理支援事業、林業の担い手育成確保に向けた支援などを行い、林業労働力の安定確保を図る
○水産業の振興
魚介類の育成の場となる藻場や浅場などの保全に対する支援や、「諫早湾岩ガキ」と「橘湾ヒオウギ貝」の試験養殖に対する支援などを継続し、「つくり育てる漁業」を推進する
▼活力あふれる商工業の振興と雇用の創出
○産業団地の整備と企業誘致の推進
南諫早産業団地においては、分譲部分がほぼ完売したことから、当該産業団地の隣接地に新たな産業団地の整備を進めるとともに、本市の産業振興と新たな雇用創出を図る
▼地域資源を活かした観光・物産
○道の駅の整備
「⦅仮称⦆道の駅251」は、現在、予定地の造成工事を進めており、令和6年度に地域振興施設や駐車場に係る工事を行い、道路管理者である県との一体型整備により、令和7年度開業を目指す
○スポーツツーリズムによる交流人口の拡大
本年夏開催の全国高等学校総合体育大会⦅北部九州インターハイ⦆のローイング競技開場となる本明川水上競技場について、公認コースの認定を取得し、大会を通じた本明川下流域の魅力発信による大会・合宿誘致に取り組む。また、交流人口拡大を図るため、スポーツコミッション設立やフルマラソン開催に向けた調査・研究を行う
○観光・物産の振興
都市部などにおいて、多くの機会をとらえ本市の観光・物産のPRを行うほか、東京で開催の「よい仕事おこしフェア」や福岡で開催のビジネスフェアなどに参加し、地場産品等の新たな販路拡大に取り組む
[03]魅力あるまちづくり
▼安全なまちづくり
○本明川ダム建設事業の推進
令和6年度からダム本体工事に着手され事業が本格化する中、引き続きダムの早期完成を強く要望するとともに、周辺地域の振興対策についても、国や県と連携し適切に取り組む
○防災・減災対策の推進
事前防災の観点から、「市営急傾斜地崩壊対策事業」「緊急浚渫推進事業」「内水対策施設整備事業」を計画的に推進する
▼安心なまちづくり
○地域福祉の推進
「高齢者福祉計画・第9期介護保険事業計画」に基づく地域包括ケアシステムの一層の深化・推進、「障害者計画・障害福祉計画・障害児福祉計画」に基づく「共に支え合う地域社会の実現に向けた取組」、「健康いさはや21⦅第四次⦆」に基づく「健康寿命延伸・健康格差縮小に向けた取組」を推進する
▼快適なまちづくり
○土地利用政策の検討
市街化調整区域の廃止を含めた本市の将来にふさわしい土地利用政策について、「諫早市の新しい都市計画」検討委員会の答申を踏まえ、令和6年度の早い時期に方針を定め、着実な政策実現に向け取り組む
○生活基盤の整備促進
地域のニーズに迅速かつ、きめ細やかに対応し、道路、水路、交通安全施設などの維持補修や小規模改良などを実施する「すみよか事業」について、近年の建設資材単価高騰などの影響を考慮し、令和6年度から事業費を増額し、安全で安心な生活環境づくりの更なる推進に努める
○2050年ゼロカーボンシティの実現
令和6年度中に市内全域の脱炭素化へのシナリオなどを盛り込んだ「諫早市地球温暖化対策実行計画⦅区域施策編⦆」を策定し、省エネルギー化や再生可能エネルギーの導入をはじめ、廃棄物の減量化、リサイクル促進などに取り組む
○諫早駅周辺整備事業
駅北側における令和8年度完成に向けた県南振興局庁舎建設に合わせ、周辺道路を整備し、駅への交通アクセスの更なる向上と快適で魅力ある街並みの形成を図る
○幹線道路網の整備
島原道路や有明海沿岸道路など地域幹線道路網の早期整備に向け、国、県等関係機関へ引き続き要望を行うとともに、幹線市道についても着実に整備を推進する
[04]計画実現に向けた基本姿勢
▼市民目線の行政
○第3次諫早市総合計画
令和7年までの計画期限となっている本市の総合計画について、次期⦅第3次⦆計画の策定作業に着手する
○DXの推進
「諫早市DX推進計画」に基づき、行政手続のオンライン化やAI・RPA、キャッシュレス決済の導入などデジタル活用の拡大により、更なる住民サービスの向上に努める
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