文字サイズ
自治体の皆さまへ

水害クスノキを保全・継承 自然と共生し、水害の歴史をつなぐ

3/36

長崎県諫早市

現在、「市道上宇戸橋公園線」の改良工事を行っています。
この道路は、JR諫早駅から中央市街地を最短で結び、観光や通勤通学で重要ですが、道幅が狭く歩道もないため、安全性を高める整備を進めているものです。路上には1本のクスノキがそびえ立っています。
このクスノキは、樹高約18m、幹周約5m、樹齢200年を超えると言われ、昭和32年の諫早大水害を経験した貴重な木です。
しかし、見通しが悪くなるなど安全な通行のためには支障となってしまいます。
そのため、切り倒さず、クスノキの仲間たちが群生し、諫早大水害で尽力された故野村儀平元諫早市長の銅像がある高城公園へ移植し、これからの諫早を見守ってもらうことにしています。
市は、自然と共生するとともに、水害の歴史を継承していきます。
※移植時期は、今秋を予定

問合せ:道路課

◆第15回「諫早大水害を語り継ぐ」
日時:7月20日(土)13時30分~15時30分
場所:諫早駅iisa交流広場
※入場無料。公共交通機関をご利用ください。
内容:体験者談、合唱、高校生による防災教育の発表、本明川の現状や近年の気候変動に関する講話など

問い合わせ先:本明川を語る会川浪
【電話】090-4485-6800

◆本明川ダム建設事業を進めています
本明川は、長さが短く、傾きも急なため、大雨で水が一気に押し寄せる危険性があり、昭和32年の「諫早大水害」では、市街地が甚大な被害を被りました。
そのため、大雨時に洪水を調整し、渇水時には安定した水を確保する「本明川ダム」の建設を進めています。詳細は、ホームページをご覧ください。

問い合わせ先:国土交通省 九州地方整備局 本明川ダム工事事務所

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU