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自治体の皆さまへ

「ゼロカーボンシティ長与」を目指して

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長崎県長与町

■地球温暖化対策実行計画を策定しました
世界各地で「地球温暖化」とそれに伴う「気候変動」による異常気象や自然災害などの影響が現れています。地球温暖化が進行していくことで、今後このようなリスクがさらに高まることが予測されています。未来の自分たちを守るためにも、皆さん一人ひとりが地球温暖化について考えてみましょう。

町では、長崎広域連携中枢都市圏を構成する長崎市・時津町とともに令和3年3月17日に「ゼロカーボンシティ長与」宣言を表明し、2050年二酸化炭素排出量実質ゼロのまちの実現を目指しています。
脱炭素社会の実現のための効果的な取組みを行うため、長崎市・時津町と共同して「地球温暖化対策実行計画[圏域編(区域施策編)]」を策定し、更なる取り組みの強化、加速化を図ることとしました。

暑さが厳しくなった
短時間で降る大雨が増えてきた
雪の降り方が変わってきた
自然災害が多くなってきた
野菜などの値段が上がってきた
Zero Carbon City Nagayo
(※詳しくは本紙をご覧ください。)

■「地球温暖化対策実行計画[圏域編(区域施策編)]」ってどんなことが書いてあるの?
この計画について、一部抜粋してご紹介します。
詳細を知りたい方は、町ホームページをご覧ください
(※本紙に二次元コードが掲載されています。)

◆温室効果ガスの削減目標
計画を策定した背景や各市町の特性、温室効果ガス排出量の現状と将来推計などにふれたうえで、温室効果ガス排出量の削減目標を設定しています。2007(平成19)年度を基準年度とし、中期目標として2030(令和12)年度に43%、長期目標として2050(令和32)年度に80%、区域内から排出される温室効果ガスを削減することを目標としています。

◆温室効果ガスの排出を抑制する「緩和策」と気候変動の影響に対する「適応策」
本計画では、温室効果ガスの排出を抑制するために行ういくつかの「緩和策」を掲げ、計画的かつ効果的な事業の実施を計画しています。
ただ、温室効果ガスを減らすための「緩和策」を行ったとしても、これまで進行してきている地球温暖化の影響のリスク(海面上昇による高潮、豪雨による洪水・土砂災害、猛暑による熱中症など)は今後高まると見込まれています。
このような既に現れている影響や今後避けられないであろう影響に適応するため、懸念される影響に応じた「適応策」を計画に盛り込んでいます。

具体的な「緩和策」「適応策」については次へ↓

■温室効果ガスを抑制する「緩和策」
◆まち歩きを楽しめる脱炭素な都市の形成
・地域ごとの個性を活かしたコンパクトなまちの形成
・交通結節点の改善
・公共交通サービスの向上
・EV・PHEV等の普及促進
・自動車の使用方法の見直し
・歩きやすいまちづくりの整備

◆環境にやさしいエネルギーの活用と環境関連産業の活性化
・太陽光・太陽熱の利用促進
・その他再生可能エネルギーの利用促進
・エネルギーの地産地消の推進
・新技術の導入
・環境・エネルギー産業の創造・育成

◆省資源・循環型のまちづくり
・リフューズ(断る)の推進
・リデュース(減量・最小化)の推進
・リユース(再使用)の推進
・リサイクル(再生利用)の推進

◆日常生活や事業活動の脱炭素化への転換
・環境意識の醸成
・家庭の脱炭素化
・事業活動の脱炭素化
・環境教育・学習の推進
・地産地消の推進

■気候変動の影響に対する「適応策」
◆自然災害(防災)
▽懸念事例
土砂災害・浸水被害

▽適応策
ハザードマップ(洪水被害予想地図)の確認
避難経路の確認
急斜面地の崩壊対策

◆農林水産業
▽懸念事例
品質低下、収穫量・漁獲量の低下

▽適応策
高温耐性品種等の開発・導入の検討

◆水環境・水資源
▽懸念事例
水資源の減少
多雨によるマンホールの溢水

▽適応策
節水などの工夫
老朽化したマンホールや水道管などの整備

◆自然生態系
▽懸念事例
生態系の変化

▽適応策
外来種の被害予防の三原則(入れない、捨てない、拡げない)の徹底

◆健康
▽懸念事例
熱中症
ヒトスジシマカが媒介するデング熱

▽適応策
こまめな水分補給・塩分補給
水たまりを作らない工夫
ヒトスジシマカへの注意

◆市民生活・町民生活
▽懸念事例
インフラ・ライフラインへの影響
都市域の大幅な気温上昇

▽適応策
災害に強いインフラの整備
住宅・建築物の省エネ化

■脱炭素社会を実現するためにわたしたちにできることは?
この計画に記載されていることは、行政(役場)だけでは達成することはできません。
行政・事業者・町民がそれぞれ取組みを行うことで、目標の達成を目指すものとなります。
とはいえ、最初は「何をすればいいの?」となると思います。そんな方は、まず以下のことについて考えて取り組んでみましょう。

◆「車」について考える
・公共交通機関を利用する
・友人同僚と車を乗り合わせる
・電気自動車・ハイブリッド車を購入する など

◆「電気」について考える
・電気をこまめに消して節電に取り組む
・省エネ性能の高い電化製品に買い替える
・太陽光発電を屋根につけて防災に備える など

◆「健康」について考える
・こまめに水分補給をする
・防災グッズを備えておく
・適正な空調管理をする など

◆「買い物」について考える
・地元産の商品を購入する
・不必要に買いすぎない
・てまえどりを意識する など

◆「ごみ」について考える
・家具をおゆずりする
・正しい分別をして捨てる
・生ごみの水を切る など

◆「意識」について考える
・環境問題のニュースに関心をもつ
・町などの広報に関心をもつ
・災害時の家族のルールを決めておく など

長与町は豊かな生活を維持したまま脱炭素に向けて取り組みます!
町民のみなさまも“小さなことからコツコツと”取り組みのご協力をよろしくお願いします!

問合せ:住民環境課環境係
【電話】801-5824

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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