■子どものかんしゃくに向き合う
「もう一回して」「またしたい」等子どもは楽しい事が大好き。大好きなことをしている時には心も満たされ自分の気持ちを上手く伝えることができます。しかし、思い通りにならない時や上手くいかない時はかんしゃくを起こす場合もあります。
社会的な要因として核家族化が進み感情のコントロールを見せるモデルとなる大人が少なくなっていること、早期からデジタルに触れることで直接人と関わる機会が減っていることが挙げられ自分の気持ちと向き合う時間が少なくなっていると考えられています。子どもがかんしゃくを起こした時は、まず気持ちを受け止めること。「悲しかったのかな?」「悔しかったのかな?」と寄り添うことが大切です。気持ちを代弁してもらうことでその人への信頼も増し、言葉での気持ちの表し方も学ぶことができます。かんしゃくの原因を探るよりも気持ちに向き合い、お手伝いをお願いしたりお散歩に誘ったり気持ちを切り替えることに視点を置くことが大切です。
文責:高田保育所
参考文献:エデュカーレ
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