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自治体の皆さまへ

消費者注意報

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長崎県長与町

■地域における「気づき」と「つなぐ」力で高齢者を守りましょう!!
高齢者の消費者被害に関連するキーワードとして、「お金」「健康」「孤独」の3つが挙げられます。その理由として、高齢者は特にこの3点に不安を持っているからといわれています。
被害の特徴として、入手できる情報量が少なく、本人が被害にあっていることに気づかない、たとえ気づいた場合でも騙されてしまった恥ずかしさから被害の相談をしない、身近に相談できる人がいないといったことから、被害が長期的になることで深刻化しやすいため、注意が必要です。
そこで、高齢者が実際に被害に遭った最近の手口を知るとともに、地域での「気づき」と「つなぐ」力で高齢者の被害を未然に防ぎましょう。
※「騙されて」の「騙」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

◇高額被害に至った事例(架空料金請求詐欺)
被害者のもとに、「新たに高齢者介護施設を建設することになりました。施設への入居権を所有しています」との電話が施設関係者を名乗る者からあった。
被害者は、入居する必要がないため断ったが、「入居できず困っている人がいるため、入居権を譲ってほしい」と頼まれ、同年代の方の助けになるのであればと善意から応諾してしまった。
その後、弁護士や金融庁職員を名乗る者から「入居権の譲渡は詐欺であるため、刑務所に入らなければならない」、「刑務所に入った場合は、所有する資産がすべて凍結される」といった虚偽の連絡があった。
周囲の人に相談することができず、解決金などの名目で多額の現金を複数回に分けて指定する住所に送ってしまった。

◇困ったときは長与町役場相談窓口または長崎県消費生活センターへご相談を!
長与町消費生活相談窓口(【電話】883-1111)
長崎県消費生活センター(【電話】824-0999)

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