~あなたの居場所はどこですか?~
今回は、定年退職や子どもの独立、配偶者との死別など社会的役割からの卒業やライフイベントの変化後の生活を考えてみましょう。
■事例
AさんとBさんの場合です
それぞれの10年後は…
◇Aさん(60代女性)
脂質異常症(高コレステロール)と肥満のため運動指導を受けたが、自宅内での趣味に一人没頭し、活動量が少ない日々を過ごす。
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足腰が弱くなり、自宅内で転んで骨折してしまった。介護保険でヘルパーを利用するようになるが、友人や家族などとの交流もないため相談もできず、今後について毎日不安な気持ちで過ごしている。
◇Bさん(60代男性)
定年後、趣味もなくしばらく家で過ごしていたが、友人に脳トレ教室に誘われ参加したのをきっかけに、ボランティア活動も始めた。
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高血圧で定期受診をしているが、薬で落ち着いており、ボランティアも続けられている。「ありがとう」と言われることに喜びを感じ、毎日充実していると感じる。
社会的交流の場を持つことは、高齢期においては認知症予防など健康の保持増進に大きく影響することがわかっています。もしも、自分の居場所をお探しでしたら、介護予防事業や自主サークル、ボランティアなどをご紹介できますのでお気軽にご相談ください。
問合せ:
役場介護保険課、
地域包括支援センター【電話】887-3008
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