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自治体の皆さまへ

(水道事業連載第3回)水道水は飲んでもいいの?

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長崎県長与町

安心して飲料水としてご利用ください

■どうやってきれいな水にしているの?
水道水の原料となる水(原水)は川などから取り入れていますが、そのままでは飲むことができません。今回は、浄水場の実際の写真を使って水をきれいにする工程をご紹介します。

水源

(1)着水井~薬品混和池
消毒のための塩素と水の“にごり”を固める薬品を入れます

(2)傾斜板沈殿池
(1)で固まった汚れを傾斜板を利用して効率的に底に沈殿させます

(3)急速ろ過池
取り切れなかった“にごり”を砂の層で取り除きます

(4)粒状活性炭槽
活性炭により“におい”や色を取り除きます

浄水池

配水池
↓(水質検査)

家庭へ

「急速ろ過」という方法で水をきれいにしているよ

■どうやって検査しているか見てみよう
1.浄水場では、原水の状態と浄水処理の各工程で水質を常に監視しています。
2.給水栓(蛇口)では、町内各水系の末端で水道水の安全性をチェックしています。

・魚を用いた監視装置
・浄水場での水質検査
・給水栓(蛇口)での水質チェック

■安心・安全長与町の水道水
水道法では定期的な水質検査の実施が義務付けられています。法令で定められた全51項目の検査を行い、基準値に適合していることを確認していますので安心して飲料水としてご利用ください。検査結果の詳細はホームページ及び水道局窓口でご覧いただけます。

■水質検査項目とは
▽健康関連31項目
大腸菌やヒ素、水銀など人の健康に影響を及ぼす可能性のある項目

▽生活支障関連20項目
色や濁りなど、生活に使う水として支障が生じる可能性がある項目

▽長与町の独自調査
法令で義務付けられている検査項目の他に、独自に農薬類など30項目以上の検査を実施しています

■水の「硬度(こうど)」って何?
水1リットルあたりのカルシウムやマグネシウムの含有量のことを「硬度」といいます。WHO(世界保健機関)が定める基準では、120mg/L以上を「硬水」、120mg/L未満を「軟水」と定めています。私たちが普段飲んでいる水道水や国産のミネラルウォーターのほとんどは軟水に分類されます。長与町の水道水は中程度の軟水です(硬度60~120mg/L未満)。

8月号では、「新浄水場共同整備事業」について詳しくお伝えします

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