消費者注意報 台風シーズン到来住宅の「点検商法」に注意!!

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間もなく大雨や台風シーズンが到来します。特に台風通過による暴風雨被害として、屋根瓦の損壊、床下浸水、排水管の故障など様々なトラブルに見舞われがちです。このような時期に「無料で点検する」などと言って業者が家を訪問し、「修理しないと大変なことになる」などと消費者の不安をあおり高額な工事を契約させる、いわゆる「点検商法」の手口に注意する必要があります。

■相談事例
・事業者が自宅に訪問してきて「瓦が傷んでいるようなので点検しましょうか」と屋根に上がり、撮影したという映像などを見せられ「このままでは雨漏りするのですぐに工事した方がいいですよ」と契約書にサインをさせられた。その後、工事代120万円の見積書を渡されたが、「支払えない」と解約を申し出たものの、既に材料を発注していると言って応じてくれない。

■トラブル防止のポイント
・台風通過直後など「無料で点検します」と訪問してくる事業者には特に注意しましょう。
・点検を依頼する場合は点検後の映像などを見せられても、事業者の話をうのみにせず本当に自宅のものか冷静に確認しましょう。
・事業者から契約をせかされてもその場で契約せず、複数の事業者から見積もりをとって比較したり、家族や周囲の人にも相談してみましょう。
・役場の関係者を名乗り訪問してきた場合は、その役場に電話して確認しましょう。

■クーリングオフ
事例のような訪問販売で契約した場合、契約書面を受け取って8日以内であればクーリングオフが可能です。期間を過ぎても契約解除ができるケースもあります。
対応に困ったときは長与町役場相談窓口または長崎県消費生活センターへご相談ください。

問合せ：
長与町消費生活相談窓口【電話】883-1111
長崎県消費生活センター【電話】824-0999