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【特集】地域の頼れる相談役民生委員・児童委員

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長崎県長崎市

■民生委員・児童委員ってどんな人?
皆さんがお住まいの地域に、民生委員・児童委員がいるのはご存じですか?
近年、少子化や核家族化によって地域のつながりが薄れている中、高齢者や障害のあるかた、子育てや介護をしているかたなどが、周囲に相談できず孤立してしまうケースが増えています。
そこで、地域の身近な相談相手として、必要な助言などを行うのが「民生委員・児童委員」です。それぞれの地域で、住民からのさまざまな生活上の困りごとや心配ごとに関する相談に応じ、必要な支援を受けられるよう、関係機関への「つなぎ役」としての役割を担っています。
また、ひとり暮らしの高齢者の自宅を訪問する「友愛訪問」や、赤ちゃんが生後2カ月になった頃に自宅を訪問する「こんにちは赤ちゃん訪問」を行っています。
なお、「民生委員」は民生委員法に基づいて厚生労働大臣から委嘱されていて、全ての民生委員は「児童委員」を兼任しています。

■民生委員・児童委員に相談したいときは?
ご自身の地域の民生委員・児童委員に相談したいときは、福祉総務課(【電話】829・1161)、または長崎市民生委員児童委員協議会(【電話】825・7083)にお尋ねください

■5月12日(金)は「民生委員・児童委員の日」
5月12日(金)から18日(木)は「活動強化週間」です。
この機会に、多くのかたに民生委員・児童委員の存在や活動を知っていただくため、市内49地区の民生委員児童委員協議会がPR活動を行います。

■こんなことがありました! ~民生委員・児童委員活動のエピソード~
▽エピソード(1)
高齢で一人暮らしをしている親がいますが、自分は県外に住んでいます。ある日、連絡が取れずに心配していたところ、民生委員さんが訪問してくださり、体調が悪かったことが分かりました。日頃から見守りをしてもらっているので助かっています。

▽エピソード(2)
赤ちゃん訪問のとき、民生委員・児童委員さんから、子育て支援センターやお遊び教室の情報を教えてもらいました。遊びに行くと、同年代の子どもを持つかたと仲良くなり、仲間ができて嬉しかったです。

▽エピソード(3)
自分も妻も高齢で、買い物なども難しく、地域包括支援センターに支援をしてもらいながら生活しています。民生委員さんが定期的に訪問してくれ、高齢者サロンへも誘ってくれたりして、人の温かさを感じました。

■民生委員・児童委員のマーク
愛情と奉仕を表すマークは、下の4つを組み合わせて作られています。
・幸せのシンボルマーク「四つ葉のクローバー」
・平和のシンボル「鳩」
・民生委員の「み」
・児童委員を表す「双葉」

■私が民生委員・児童委員です!
▽相談者から笑顔をいただくとほっとします
小ヶ倉地区民生委員・児童委員
大岩 道子さん
「友愛訪問」をはじめ「こんにちは赤ちゃん訪問」などを行っています。
また、子どもたちの見守りのために、中学校での給食交流会で生徒の皆さんと関わったり、地域のお遊び教室で小さいお子さまとその保護者の方々と楽しく交流したりしています。次世代を担う子どもたちには心豊かに成長してほしいと常に思っています。
民生委員・児童委員としての活動は、自分ができる事をやる、日々の生活の延長のようなものです。それに、自分の学びや経験の場にもなっています。
相談者から感謝され、笑顔をいただいたときはうれしく、ほっとする瞬間です。
何か話したいな、という時に声を掛けてください。

▽「ありがとう」の一言が一番うれしいです
橘戸石地区民生委員・児童委員
濵田 恒之さん
老若男女問わず地域の皆さんに、毎日声を掛けることを大切にしています。私が民生委員・児童委員であることを知ってもらうことで、地域の人が何かあった時に相談してくれるし、情報提供をしたりしてくれます。日々の活動の中で、地域の皆さんに成長させてもらっています。
民生委員・児童委員の活動は、〝上手につなげていくこと〟。相談してくれた人の話をしっかり聞き、その相談に合った関係機関へつなぐこと、それが私たちの役目だと思っています。
皆さんからの笑顔と「ありがとう」の一言、そしてお互いが笑顔になれることが一番うれしいです。
ごみ出しなど日常の小さな困りごとでも、一人で悩まず、ぜひ気軽に相談してくださいね。

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