文字サイズ
自治体の皆さまへ

発見!トライ人ーあなたの一歩を応援しますー

5/37

長崎県長崎市

ながさきに新たな風を吹かせる挑戦びと、“トライ人”を紹介するコーナー。
若者からベテラン、輝くみなさんの挑戦ストーリーとは!?

■『フルーツ魚で地域を盛り上げる』挑戦
(株)昌陽水産 代表取締役 長野 陽司(ようじ)さん
(有)雄昇水産 取締役 西元 崇博(たかひろ)さん

▼トライ年表
2018年
・シマアジ 養殖
2019年
・ゆうこうシマアジ 養殖
2020年
・ゆうこうシマアジ 初出荷
・ゆうこう真鯛 養殖
2021年
・ゆうこう真鯛 初出荷
・ゆうこうサバ 養殖
2022年
・ゆうこうサバ 初出荷
20XX年
・戸石がさらに盛り上がる

▼戸石の新たな名産 フルーツ魚
長崎伝統果物「ゆうこう」の名がつくシマアジ・真鯛・サバを養殖している長野さんと西元さん。トラフグで知られる戸石で生まれた二人は、3歳からの幼なじみで、選んだ職も同じトラフグの養殖でした。
あるときにトラフグが病気になったことがきっかけで、他の魚の養殖を始めることを決意。他の養殖業者のもとで勉強し、新たにシマアジの養殖に挑戦したそう。しかし、ようやく出荷できるまで育てたときに新型コロナが流行し、思うように出荷ができない日々が続いたと言います。
そこで、目を付けたのがネット販売。他の魚と差を付ける工夫が必要だと思った二人は、市の水産センターに相談。与える餌にゆうこうを混ぜた、フルーツ魚を養殖することにしました。
ゆうこうの割合が多いと、魚が餌を食べなかったりと試行錯誤したそう。シマアジの成長が順調になってからは、真鯛とサバの養殖も開始。最初は5千匹だったのが、今では10倍の5万匹を育てていると言います。
ゆうこうを食べた魚の特徴は、生臭さが少ないことや血合いの変色が少なく、見た目が良いこと。飲食店で取り扱ってもらえるように交渉したり、知名度を高める努力の結果、出荷する魚がないほど売れているそう。
二人はゆうこうシマアジ・真鯛・サバで人を呼び込み、戸石をさらに盛り上げたいと話していました。

▼「挑戦」に不可欠なものは?
▽まじめで、魚への愛があふれる従業員
20・30代が多く、家族ぐるみの付き合いも多い、明るい職場。最近は、物価高騰で餌代が上がりましたが、みんなで協力して高品質な魚を育てることで、高値で売れるように努力しているそう。

■あなたの気になるトライ人募集!
市内で新たな一歩を踏み出す人、または挑戦を支える「トライ人」を募集しています。自薦・他薦は問いません。市ホームページかはがきでご応募ください

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU