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自治体の皆さまへ

-あなたの一歩を応援します-発見トライ人

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長崎県長崎市

ながさきに新たな風を吹かせる挑戦びと、“トライ人”を紹介するコーナー。
若者からベテラン、輝くみなさんの挑戦ストーリーとは!?

◆『三重地区の歴史を語り継ぐ』挑戦
三重地区史談会

▽トライ年表
2013年
・市編入40周年 郷土誌が発行される
2014年
・三重地区史談会の発足
2023年
・市編入50周年 資料集「語り継ぐ郷土の歴史」を発行
2023年9〜11月
・三重地区公民館で歴史講座を開催
2024年2月11日(祝)
・ウオーキング大会のガイド

◆三重の成り立ちを多くの人に広めたい
三重地区史談会は、三重の歴史を研究したり、語り継いだりしています。三重村が長崎市に編入してから40周年を記念して、平成25年に三重地区郷土誌編さん会が郷土誌を発行。これを機に、地域の歴史を未来に語り継ぎたいという思いを持つ人が集まり、翌年に史談会を発足したそう。
江戸時代、三重地区には多くの潜伏キリシタンが暮らしていました。そのため、信仰に使われた壺などの遺物が今でも残っています。また、長崎で異変が起きたことを速やかに太宰府まで知らせるために使われていたのろし場も当時のまま残っています。木浦会長は「三重は歴史があるまちなので、地域のかたにもっと歴史を知ってほしい」と話します。
普段は会のメンバーがそれぞれ歴史を調べて回り、月に1回集まって報告するなど、学びを深めています。また、史跡の来訪者のために案内板を作成したり、公民館講座の講師やふるさとウオーキング大会のガイドを務めています。
今年は三重村の長崎市編入50周年を記念して、資料集「語り継ぐ郷土の歴史」を発行。5冊の資料を現代語に訳し、まとめあげたものを収録しています。資料は手書きなうえ、虫食いがあったりと読みづらい部分もあったそう。また、事実の確認に苦労したと言います。完成品を配布したところ、すぐに在庫がなくなるほど盛況でした。市立図書館などで閲覧できます。
今後も体力の続く限り歴史を語り続け、それを聞いた若者が地元に愛着を持ち、住み続けてくれることが理想だと、皆さん笑顔で語っていました。

◆「挑戦」に不可欠なものは?
▽体力と好奇心
調査ではたくさん歩くので体力がいるそうですが、歴史を探求する好奇心や地元愛を原動力に活動しているそう。最近は、若者に興味を持ってもらえるよう、Instagram(@mietikushidankai)で活動や歴史・史跡を紹介しています。

▽あなたの気になるトライ人募集!
市内で新たな一歩を踏み出す人、または挑戦を支える「トライ人」を募集しています。自薦・他薦は問いません。市ホームページかはがきでご応募ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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