■『カルカロドン(歯)』
(分類)軟骨魚類・板鰓(ばんさい)類/(産地)不明/(時代)新第三紀
カルカロドンは新第三紀に絶滅した大型のサメで、現在のホホジロザメに近い系統です。全長は10メートルを超えていたと考えられています。歯の化石は世界中で発見されています。昔の日本ではカルカロドンの歯をてんぐの爪と考える人もいたようです。歯の縁にはギザギザした鋸歯(きょし)があり、獲物をかみ千切って食べていたと考えられています。
問い合わせ:恐竜博物館
【電話】898-8000
<この記事についてアンケートにご協力ください。>