■長崎をもっと元気なまちに
長崎市長 鈴木 史朗
新年おめでとうございます。
健やかに新春をお迎えのこととお慶(よろこ)び申し上げます。
昨年4月に市長に就任し、無我夢中で市政の課題に取り組んでまいりました。市政の推進に対する市民の皆さまの温かいご理解とご協力に深く感謝申し上げます。
さて、昨年は5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行し、長崎くんちが通常開催されるなど、人の流れが復活しました。出島メッセ長崎ではG7長崎保健大臣会合などの国際会議、音楽や親子向けの催しなどが多く開催され、今年も秋には日本初開催となる保健医療制度に関する国際シンポジウムなどが行われます。さまざまな交流をまちのにぎわいや経済の活性化につなげていきます。
長崎市の中心部では「100年に一度のまちづくり」が進んでいます。長崎駅周辺では昨年11月にJR長崎駅ビルの新しい商業施設がオープンし、今月16日には世界的な有名ホテルが開業します。多目的広場や交通広場などの整備も進み、「陸の玄関口」はさらに進化を続けていきます。また、民間が主体となって進めている、サッカースタジアムやアリーナ、商業施設などを備える「長崎スタジアムシティ」が10月14日に開業します。
これらの「新たなまちの基盤」を、長崎のまちが持つ歴史、文化、自然、食などの魅力と掛け合わせ、新たな価値を創り出すことで、人、企業、投資を新たに呼び込めるよう取り組んでいきます。
新年を迎え、改めて市民の皆さまと「長崎市に生まれて良かった、暮らして良かった」と思えるまちづくりに取り組む決意を新たにしています。
本年が皆さまにとって、希望に満ち、幸せな一年でありますよう心からお祈りいたします。
■夢のある長崎の実現に向けて
長崎市議会議長 毎熊 政直
あけましておめでとうございます。
健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年、市議会は改選により5月から新たな体制でスタートしました。新体制の中、5類感染症移行後のコロナ禍からの回復、物価・原油高騰対策など、市政に関するさまざまな課題について活発な議論を日々重ねています。
今後は、コロナ禍で制限された国内外の旅行意欲の反動傾向が進むなど、雇用や経済情勢の回復が期待されるところであり、長崎市においても、この機会を逃すことなく、機を捉えた取り組みが必要であると考えています。
そのような中、現在、長崎市では100年に一度の変革期と言われる大型事業が進んでおり、令和4年9月に西九州新幹線が開業し、長崎駅周辺では出島メッセ長崎やJR長崎駅ビルも営業を開始しています。
さらに本年10月には、民間主導でサッカースタジアム、アリーナ、ホテル、オフィス及び商業施設が一体的に新設される長崎スタジアムシティが完成し、サッカーとバスケットボールの2つのプロスポーツチームの本拠地となるなど、新たなまちづくりが進んでいます。
市議会といたしましては、このような行政や民間の動きと連携を取りつつ、将来に向けたまちづくりの方向性を見極めながら、市民の皆さまの負託に応えるため、議決機関としての市政の責任を全うしていく所存です。
夢のある長崎の実現に向けて、市議会はさまざまな方々のご意見をお聞きしながら、市民の皆さまとともに一歩ずつ歩みを進めてまいります。
本年が、皆さまにとりまして、素晴らしい年でありますよう心からお祈り申し上げます。
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