■お題 火除(よ)け地蔵
▽江戸時代から町を見守り続ける
「平成18年にほこらが新しくなったんだ!」
めがね橋電停から徒歩2分、袋橋のたもとには小さなほこらがあり、「火除け地蔵」がまつられているよ。
旧西古川町では、1766年に2,794戸を焼失するほどの火災が起こったんだ。続いて16年後にも火災が起こり、地域住民が更なる火災を防ごうという思いを込めて地蔵を寄進したそうだよ。その後、明治初期に市内で大きな火災が起こったとき、この地蔵のおかげで旧西古川町には延焼しなかったという言い伝えが残っているんだ。
約242年前から現在まで町を守っている火除け地蔵。今でも毎年「感謝の日」としてお地蔵さま祭りが開催されているんだ。皆さんも火の不始末には注意しようね。
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