■『横山又次郎の古写真群』
明治時代に「恐竜」という訳語を生み出した長崎市出身の古生物学者である横山又次郎。彼について、新たな歴史的発見がありました。
もともと、阿蘭陀通詞をしていた横山家は、写真師として有名な上野彦馬の上野家と親戚関係で、又次郎は彦馬の姉である横山庭(にわ)に育てられたことが分かっていました。
今回、横山家のご子孫から寄贈された古写真などを研究したところ、彦馬が又次郎の少年時代の写真を数多く撮影していたことが判明。長崎の名家である横山家と上野家の関係を理解する上で欠かせない史料となりました。
恐竜だけではなく、市の歴史も研究する恐竜博物館。今後の調査にもご期待ください。
「恐竜博物館は開館3周年!地域イベントにも支えられ、4月には来館者が50万人を超えました!」
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