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自治体の皆さまへ

[令和5年度]決算報告(1)

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長崎県長崎市

令和5年度に、市にどのくらいのお金が入ってきて、そのお金を何に使ったのかをお伝えします。自治体の決算は一般会計と特別会計、企業会計の大きく3つに分かれています。(金額は四捨五入しているため、合計が一致しない場合があります)

■一般会計
教育や福祉、環境、公共施設の整備など市の基本的な行政サービスを行うための会計です。市の1年間の全収入(歳入)と全支出(歳出)は以下のとおりです。

▽歳入
2,370億6,565万円
市税収入などの自主財源の割合が低く、国から交付される国庫支出金・地方交付税などの依存財源の割合が高くなっています。
「前年度と比較して、自主財源が1.7%増加したよ!」

▽歳出
2,294億6,856万円
扶助費(被爆者や子ども、高齢者、障害者福祉などの経費)などの義務的経費の割合が高く、市が支出額を調整できる任意的経費の割合が低くなっています。
「前年度と比較して、義務的経費が1.5%増加したんだね」

■なぜ毎年市債の借り入れが必要なの?
道路や公共施設の整備などには、一度に多額のお金が必要です。一度にまとめて支払うと市民の負担割合が偏ってしまうため、市債を発行し長期にわたって分割して支払うことで世代間の負担を公平にしています。

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