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自治体の皆さまへ

-あなたの一歩を応援します-発見トライ人

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長崎県長崎市

ながさきに新たな風を吹かせる挑戦びと、“トライ人”を紹介するコーナー。
若者からベテラン、輝くみなさんの挑戦ストーリーとは!?

◆『学びと育ちの場を守る』挑戦
フリースクール「アリビオ」大石 真弘(まさひろ)さん

▽トライ年表
2023年1・2月
・児童発達支援士の資格を取得
・不登校訪問支援カウンセラーの資格を取得
2023年3月
・市立中学校を早期退職
2023年7月
・フリースクール「アリビオ」を開校
2023年11月
・市民団体「長崎の子どもたちをいじめから守る市民の会」を設立

◆子どもと先生の笑顔を増やすサポート
市立中学校の教頭を務めていた大石さんは、不登校の子どもたちの支援に専念するため、54歳で早期退職。そして昨年7月に、フリースクール「アリビオ」を大井手町に開校しました。アリビオとは、スペイン語で「安心」「ホッとする」という意味。学校の先生として多くの子どもたちと接してきた30年以上の経験から、家でも学校でもない第3の安心できる居場所が必要と感じたことがフリースクールを開校したきっかけです。 
アリビオでは、「心理的支援」「学習支援」「対人関係の支援」という3本柱で、学校と連携しながら子どもたちをサポートしています。また、子どもだけでなく、学校の先生からの仕事や働き方に関する相談にも応じています。これまでの経験を生かし、先生にとって働きやすい環境を目指して行政と連携しながら悩みの解決を行っています。 
アリビオでの日々を通して、子どもたちの表情が少しずつ豊かになる様子や「もしまた学校で何かあっても、ここがあると思えば安心して学校に行ける」という子どもの言葉が大石さんの励みになり、アリビオを開校して良かったと感じるそう。 
学びの多様化が進み、民間のフリースクールへの通学も、学校が認めた場合は出席扱いとみなすことができます。「だからこそ、学校の代わりとなるフリースクールが、子どもたちに何を与えられるかが重要となってくる。子どもたちの希望を叶えるための選択肢を広げるために、これからはサポートの『質』をさらに高めていきたい」と大石さんは話します。 
まずはお気軽に、ご相談ください。

◆「挑戦」に不可欠なものは?
▽子どもたちや先生などからの手紙
子どもたちや先生からもらった手紙は今でも大事に保管していて、時々読み返すそう。メッセージを読む度に、自分も頑張ろう!と力が湧いてくるので、大石さんにとってそれが活動の原動力になっています。

▽あなたの気になるトライ人募集!
市内で新たな一歩を踏み出す人、または挑戦を支える「トライ人」を募集しています。自薦・他薦は問いません。市ホームページかはがきでご応募ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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