-あなたの一歩を応援します-発見トライ人

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ながさきに新たな風を吹かせる挑戦びと、“トライ人”を紹介するコーナー。
若者からベテラン、輝くみなさんの挑戦ストーリーとは!?

◆『推し活で長崎の魅力をPRする』挑戦
一般社団法人推し巡り協会
理事長　平野隆成(りゅうせい)さん

▽トライ年表
2018年10月
・長崎にUターン
・アニメ「色づく世界の明日から」放送開始
2021年8月
・舞台探訪をまとめたウェブサイトを公開
・SNSで情報発信開始
2023年5月
・写真展を開催
2023年8月
・会社設立
2024年1月
・まちぶらプロジェクト認定

◆アニメの舞台を守り継ぐ
市出身の平野さんは県外で7年過ごし、約5年前に帰郷しました。現在はスポーツジムで働きながら、“推し”を応援する活動「推し活」を通して長崎をPRする会社を経営中。推し活を始めたきっかけは、長崎市を舞台にしたアニメ「色づく世界の明日から」を視聴して、アニメの世界観に魅了されたこと。舞台となった約130カ所に何度も足を運び、知らなかった景色に出会えて、長崎の魅力を感じたと言います。
その後、推し活で撮影した写真を使って、舞台探訪の情報を掲載するウェブサイト「推し巡り」を立ち上げ、SNSでも情報発信を始めました。そして、この活動に共感してくれた23人の仲間とサイトの運営を始め、「県外から訪れるファンの役に立ちたい」と全力で取り組んでいます。
昨年は「色づく長崎写真展」を開催し、3週間で400人以上が訪れました。来場者に喜んでもらえてうれしかった半面、自費でイベントを開催することに限界を感じたそう。平野さんは今後も活動を続けるために、会社を設立。さらに、アニメの舞台になった出雲近隣公園の清掃活動などに取り組んでいます。「地域住民には作品の魅力を、作品のファンには地域の魅力を知って欲しい」と語っていました。
これらの取り組みが、市のまちぶらプロジェクトに認定され、南山手レストハウスで「まちなか推し巡り展」を開催中。今後は、長崎の魅力を知ってもらう観光ガイドツアーの実施や、子どもたちが地元で就職したいと思うきっかけをつくりたいと、地場企業の仕事が体験できるイベントの開催を目標に掲げていました。

◆「挑戦」に不可欠なものは?
▽仲間たち
ウェブサイトを更新している仲間は県外に住む人も多いため、さまざまなアニメ・ドラマの舞台探訪の情報も掲載しています。また、新たなことに挑戦し、活動を続けるには、共感・応援してくれるかたが不可欠なので、協会の会員も募集中だそうです。

▽あなたの気になるトライ人募集!
市内で新たな一歩を踏み出す人、または挑戦を支える「トライ人」を募集しています。自薦・他薦は問いません。市ホームページかはがきでご応募ください。