ながさきに新たな風を吹かせる挑戦びと、“トライ人”を紹介するコーナー。
若者からベテラン、輝くみなさんの挑戦ストーリーとは!?
◆『市民活動を陰で支える』挑戦
NPO法人 まちラボ
▽トライ年表
2016年8月
・任意団体「まちづくり活動研究所」設立
2022年6月
・「NPO法人まちラボ」設立
・オンラインサポート事業やスマホ講座の実施
2023年4月
・長崎市提案型協働事業や市民活動団体などの事務局サポートを実施
・市民活動団体の広報支援
2024年2月
・離島の学習支援
◆やりたいことがある人の力になりたい
まちラボは、みんなが安心して生活できる地域をつくるため、市民の課題解決のサポートをしています。自治会の困りごとや市民活動団体の活動の悩みなどの相談を受け、解決に向けて取り組んでいます。
活動を始めたきっかけは、コロナ禍で市民の活動が停滞していたときに、少しでも人々が集まれる仕組みが必要だと思ったこと。そこで、みんなの困りごとを解決する法人を立ち上げました。
まちラボには、学生や金融機関の職員、子育て支援団体、自治会役員など、20~60代のメンバーが所属しています。幅広い世代・知識を持つメンバーだからこそ、課題を共有することで解決への糸口が見えてくることも多いと言います。代表の松本俊一(しゅんいち)さんは「一人で課題解決できるとは思っていない、それぞれが得意なことを生かして解決につながれば良い」と語ります。
これまでの活動では、ITに強いメンバーが中心となって、高齢者向けスマホ講座やイベントのオンライン配信、ホームページ製作、クラウドファンディング開設の補助などを請け負いました。さらに、会計が得意なメンバーは、市民活動団体の会計事務をしたり、補助金申請の助言などをしました。これにより、市民活動団体から「メインの活動に打ち込めるようになった」と喜ばれたそう。
今後は、地域活動に興味がある人の力になったりして、地域を元気にする一助になりたいと言います。困ったことがあったら、まちラボに相談してみてくださいね。
◆「挑戦」に不可欠なものは?
▽つながり
離島のかたから「子どもたちの学習支援をしてくれる人を紹介してほしい」と相談を受け、大学生が運営している学習支援の会社とつないだそう。今後も、人と人のつながりを大事にして、人々をつなぐことで地域に貢献していきたいと言います。
▽あなたの気になるトライ人募集!
市内で新たな一歩を踏み出す人、または挑戦を支える「トライ人」を募集しています。自薦・他薦は問いません。市ホームページかはがきでご応募ください。
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