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[特集]子どもたちの成長を支えるスポーツの力(1)

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長崎県長崎市

■スポーツから学ぶ大切なこと
スポーツには集中力やチームワーク、そして礼儀などさまざまな学びの側面があります。試合当日に向けて、日々、練習に励んでいる市内の子どもたち。仲間と悔しさや喜びを分かち合ったり、試行錯誤を繰り返したりして昨日の自分よりも学び、成長しながら取り組んでいます。
7月21日(日)から8月20日(火)には、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県の九州北部4県を中心に令和6年度全国高等学校総合体育大会「北部九州総体」(インターハイ)が開催されます。インターハイは高校生がこれまでの練習の成果を発揮し、全国の強豪と力を比べる絶好の機会です。また、全国から多くの大会関係者が訪れ、開催地の特産品や文化を楽しめる場でもあります。長崎市では7月25日(木)から8月7日(水)にベネックス総合運動公園かきどまり庭球場でソフトテニス競技、同かきどまり陸上競技場でアーチェリー競技が行われます。大会期間中は臨時バスを運行します。公共交通機関での来場をお願いします。
インターハイの他にも、6月の長崎市中学校総合体育大会(中総体)では、市内の中学生がさまざまな競技で白熱したプレーを見せてくれました。一瞬一瞬を大切にし、自分や仲間を鼓舞する姿。その姿に仲間や家族から力強い声援が送られました。
今回の特集では、インターハイに向けて日頃から練習に打ち込む生徒へのインタビューや中総体の様子、そして、その生徒たちを支える地域の協力体制を通じて、スポーツと子どもたちの成長について紹介します。

◆インタビュー「大切なチームメイトと冷静な心」
▽ソフトテニス Soft Tennis
長崎商業高校ソフトテニス部 堀田菜々美さん
堀田さんは、6月1~4日の長崎県予選を勝ち抜き、女子ソフトテニス個人戦で県代表として北部九州総体に挑みます。

Q.インターハイに向けてどのような練習をしていますか?
A.相手の動きを想定して、それに合わせたプレーを練習しています。本番を意識し、緊張感を持ちながら取り組んでいます。練習はきついときもありますが、仲間がいるから頑張れます。

Q.インターハイでの目標を教えてください
A.「長商(長崎商業高校)らしさ」を生かしたプレーで勝ちあがることです。「どんなときも声を出してプレーする」というチーム目標を胸に最後の1本まで全力でプレーして勝ち進みたいです。

Q.ソフトテニス部で部活をしていて良かったことはありますか?
A.ソフトテニスはペアでするスポーツなので、ペアのためにボールをつないだり、相手との駆け引きを行ったりすることで、普段から思いやりの気持ちを持てるようになったことです。

▽アーチェリー Archery
長崎市アーチェリー協会 松山純さん(三重中学校)
本市から北部九州総体に出場する選手はいませんが、将来出場することを目指して日々練習に励む子どもたちがいます。

Q.アーチェリーをはじめたきっかけは?
A.中学校に入るときに父の知り合いから勧められたことがきっかけです。アーチェリーの画像をネットで見て「かっこいいな」と思い始めてみましたが、思っていた3倍は的に当たりませんでした。きれいなフォームでド真ん中に当たったときはとても嬉しいです。

Q.何を目標に日々練習していますか?
A.自己ベスト更新と全国大会出場を目指しています。2時間程度の練習を週に4回、ひたすら矢を撃っています。「今の矢はなぜ当たらなかったんだろう」と分析し、改善しながら練習するのが楽しいです。

Q.アーチェリーをしていて良かったことはありますか?
A.冷静に矢を撃つ練習のおかげで、心を落ち着かせることが簡単にできるようになったことです。アーチェリー場で他校の友達もたくさんできました。

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