その他のお知らせ(広報うんぜん 令和5年10月号)

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■今月の表紙
赤ちゃん健康相談では、保健師や栄養士などが赤ちゃんの体調管理や食事についてアドバイス。子育て奮闘中の新米パパママも、赤ちゃんの元気な姿に思わずにっこり。

■ぽつり
(広報担当の独り言)
「何でもある」「何もない」。私の雲仙市の評価は前者。山があって海がある、そして温泉もあるし、歴史資産もある。生きていく上で「ほかに何がいる?」と思って、ここで暮らすことを選んだ。
だけど「何でもあるってことは、何もないことと一緒」という声も聞く。ウリが多すぎて焦点がボヤけるらしい。なるほど、広報をやっていて実感したことでもある。温泉で売り出したいが豊富な食も売りたい。国立公園の自然も知ってほしいと、全方位射撃になってどっちつかずになってしまう。
今秋、シンガーソングライターの米津玄師さんが出演するジョージアの新CMが公開された。舞台になったのは瑞穂町の古部駅。待合室以外「何もない」駅である。だけど、飾らない駅の風景が米津さんの曲とシンクロして、爽快感のある映像に仕上がっていた。こんな魅力的な場所だったんだと、画面越しに教えられた。
「何でもある」「何もない」。どっちもいい。要はその魅力に気付いているかどうか。何でもあるこのまちの魅力をどう発信するか、何もない頭で考える。日々もがいてはみるものの、妙案なんか浮かばない。だけど、それなりに楽しく過ごしている。「毎日って、けっこうドラマだ」。空っぽの頭に、米津さんの歌がリフレインする。
(亮)

■広報うんぜん　vol.216
令和5年10月1日発行

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