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つなごう!未来へ 島原半島ユネスコ世界ジオパーク

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長崎県雲仙市

■長崎県で一番高い山~平成新山~
3枚の写真に写っている山をご存じでしょうか?答えは平成新山で、島原半島内のさまざまな場所から撮影したものです。
平成新山は県内で一番高い山(約1,483m)で、島原半島ユネスコ世界ジオパークを代表するジオサイトです。平成2(1990)年に始まった雲仙普賢岳の噴火活動では、火砕流で多くの犠牲者を出す大災害となりました。平成8(1996)年に終息宣言が出されるまでの間、溶岩は隆起と崩落を繰り返して盛り上がり、形成された溶岩ドームが平成新山です。山頂付近では今も火山ガスが噴出し、噴火活動中に約750度あった噴気温度は、今では約90度まで下がっています。
平成新山は現在も崩落の危険があるため一般の登山は禁止されていますが、学術・防災関係者による調査登山が年に数回実施されています。
島原半島には「雲仙岳災害記念館」や「平成新山ネイチャーセンター」、火砕流で被災した「旧大野木場小学校」、隣接する「大野木場砂防みらい館」、雲仙温泉街にある「お山の情報館」など、雲仙火山や平成噴火の様子を伝える施設や遺構が数多く整備されています。これらは、平成噴火の実態を知るために重要なジオパークの見どころです。友人や家族と巡って、平成新山の成り立ちについて学んでみてはいかがでしょうか。
※写真は本紙23ページをご覧ください

問合せ:島原半島ジオパーク協議会事務局
【電話】0957-65-5540

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