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教えて市長!

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長崎県雲仙市

このコーナーは毎回テーマに沿った市長インタビューを掲載します。

○テーマ「小浜体育館5万人突破」
―新しい小浜体育館が完成してから今年4月で1年を迎えました。1年間の利用状況を教えてください。
〔金澤秀三郎市長〕これまでの小浜体育館が築50年を過ぎて老朽化が進んでいたことなどから、昨年4月、現在の場所に新築移転しました。建て替え前の旧体育館ではここ数年、年間約3万3,000人前後の利用がありましたが、令和3年度はコロナ禍もあって利用者は約2万1,000人まで落ち込みました。新体育館となった令和4年度は、年間5万1,210人の方にご利用いただき、長崎がんばらんば国体(第69回国民体育大会)が開かれた平成26年度以来、8年ぶりに5万人を突破しました。

―利用者が増えた要因は何ですか。
〔市長〕開館1年目ということもあり、こけら落としのイベントが多くありました。新体育館はバスケットボール、バレーボールの公式規格に準じた設計ですので、バスケプロリーグであるWリーグの公式戦を実施した際には、約1,100人の観客が訪れました。バレーのプロチームに来ていただいた際には、地元中学生らへの指導もあり、子どもたちには大変貴重な時間になったと思います。スポーツだけでなく、今年2月にはサブアリーナで市展を開催し、文化交流の場としても活用しました。

―今後の見通しは。
〔市長〕今年も九州大学バスケのリーグ戦や県高総体の空手道、バスケ天皇杯・皇后杯の県予選のほか、各種小中学生大会などがあります。また、来年度には日本スポーツマスターズのバレーも予定されています。各大会に合わせて宿泊して本市を訪れる方も増えてきました。市では、スポーツをする・観るだけでなく、観光地巡りを組み合わせたスポーツツーリズムを推進しています。体育館近くには温泉があり、国立公園に指定されている豊かな自然、さらにはおいしい農作物や海産物もたくさんあります。こういった立地の優位性を生かし、小浜体育館を中心としたスポーツ、文化活動を充実させていくことは、交流人口の増加だけでなく、市民の方々の健康増進や豊かな生活を育むことにつながります。今後もさまざまなイベントや大会を通じた交流拠点として活用していきたいと思います。

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