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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊通信 vol.31

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長崎県雲仙市

みなさんこんにちは!「協力隊てなんしょっと?」という声を聞き、協力隊通信として隊員の活動をお知らせしていきたいと思います。

こんにちは!ミヤマキリシマ調査員の山本です。先日、私の活動内容をNHK長崎「ぎゅっと!長崎」に取り上げていただきました。これを機に、ミヤマキリシマの美しさや重要性がたくさんの人に伝わったらいいなと思います。

さて、私が昨年8月に地域おこし協力隊に着任してから、初めてのミヤマキリシマ開花シーズンを迎えました。4月に入ってからは、卒業研究でミヤマキリシマ調査を行う長崎大学の学生と協力し、池の原園地、仁田峠、妙見岳、国見岳、普賢岳…とさまざまなミヤマキリシマ群落を調査してきました。色々な発見や驚きの連続ですが、その中で一番感動したのが田代原のツツジ群落です。田代原は放牧牛や九千部岳、吾妻岳を背景に、ミヤマキリシマとヤマツツジが広く生い茂る隠れた名所です。昔、雲仙の山では放牧が盛んで、牛や馬、羊がミヤマキリシマの生える草原を維持していました。今現在、放牧によって維持されているツツジ群落は田代原だけであり、いにしえの風景を残す唯一の場所なのです。

この田代原放牧草原は牛が放たれているため、一般の方は入ることができません。ですが、将来的に牧場内の素晴らしい風景を皆さんに体験してもらえるよう、田代原の保全活動を進めていきたいと思っています。

文:雲仙市地域おこし協力隊
ミヤマキリシマ調査員(観光物産課)
山本 哲也

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