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教えて市長!

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長崎県雲仙市

このコーナーは毎回テーマに沿った市長インタビューを掲載します。

○テーマ「男女共同参画計画」
―市の第4次男女共同参画計画が策定されましたが、どのような計画ですか?
〔金澤秀三郎市長〕「男女が互いを認め合い、尊重し、協力し合うまち 雲仙市」を掲げ、平成20(2008)年3月から5年ごとに男女共同参画計画を策定しています。今回の第4次計画の期間は令和5年4月から令和10年3月までの5年間です。概要版のパンフレットを各家庭に配布していますので、ご確認ください。

―計画ではどういったことが示されていますか。
〔市長〕本計画を総合的に推進するため、三つの基本目標を定めています。一つ目は「男女が互いに認め合い、尊重し合う意識づくり」です。「男だから〇〇、女だから〇〇」といった偏った役割分担意識を解消し、誰もが個性や能力を発揮して活躍できるよう、男女共同参画への理解促進や意識啓発に取り組みます。二つ目は「あらゆる分野における女性の参画拡大」です。妊娠や出産など女性のライフステージに応じた働き方の支援、仕事と生活が調和した環境づくりを推進します。三つ目は「安全・安心な暮らしの実現」。女性に対するあらゆる暴力の根絶や、災害時の避難所運営に女性の声を反映していくことなどを推進します。

《基本目標》
I 男女が互いに認め合い、尊重し合う意識づくり
II あらゆる分野における女性の参画拡大
III 安全・安心な暮らしの実現

―計画実現に向けて、大切なことは。
〔市長〕昨年度実施した男女共同参画についての市民アンケート結果を見ると、男らしさや女らしさといった社会的性別を意味する「ジェンダー」という言葉の認知度は上がっているものの、「男性の方が非常に優遇されている」「どちらかといえば優遇されている」と答えた方の割合は68%で、5年前の調査と比べて7.3ポイント増加しました。性別による役割分担意識や偏見は根強く、未だに男女格差や不平等を生み出す要因となっています。また、約50%の方が「偏見、固定的な社会通念、慣習、しきたりの改善」が重要と回答しています。こうした結果をふまえ、パネル展や市民講座の開催、インターネット、各種SNSなどを通じた啓発活動を実施し、あらゆる世代へ男女共同参画についての情報発信を行います。
性別を問わず、誰もが安心して働き、活躍できるまちづくりを目指し、着実に各種施策を進めていきます。

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