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その他のお知らせ(広報うんぜん 令和5年9月号)

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長崎県雲仙市

■今月の表紙
写真のタイトルは「夏の思い出」。祖父の船で釣りに行き、国崎半島の青い海と空を存分に楽しみました、と井上さん。子どもたちの背中から、楽しかった夏の様子が感じられる1枚です。
(撮影:井上由記さん)

■ぽつり
(広報担当の独り言)
「そんな時代もあったねといつか話せる日がくるわ」。歌手、中島みゆきさんの楽曲「時代」の一節。先日、懐かしい歌のテレビ番組で流れていた。
昨年の日本における自殺者数は2万1千881人(警察庁)。うち未成年798人も含まれる。心に抱えた悩みや辛さは目に見えない。いつも笑顔の人でも。キラキラにみえる有名人でさえ。ただ、死を選ぶしかなかった本人と、その遺族のことを考えると胸を裂かれる思いだ。
「苦しい時は余計なことは考えず、ガンガン炒めて、ジャンジャン食え。悲しい時は余計なことは考えず、ワイワイ騒いで、ドンドン笑え。死にたい時は余計なことは考えず、チビチビ呑まずに、ガーガー眠れ。どんな時も余計なことは考えず、バンバン生きたれ」。作家の辻仁成氏は、母からそう教わったという。[84歳の母さんがぼくに教えてくれた大事なこと(KADOKAWA)]
食べて、笑って、眠ること。心が辛くなった時、それができないから苦しいんだよ、と思う。けれど、そのシンプルなことの繰り返しが、生きるということなんだろう。生きていれば、きっといつか暗闇を抜け出す日がくる。今はただ、余計なことは考えず、バンバン生きてみよう。「そんな日もあったね」と、いつか笑って話せるように。
(奈)

■広報うんぜん vol.215
令和5年9月1日発行

▽市ホームページ
【HP】https://www.city.unzen.nagasaki.jp/

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発行:雲仙市役所
編集:広報推進課
〒859-1107 長崎県雲仙市吾妻町牛口名714番地
【電話(代表)】0957-38-3111
【FAX】0957-38-3514
【E-mail】info-unzen@city.unzen.lg.jp

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